※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
「クラーケン」とは巨大な水棲UMAとして知られている1体です。
ただその名前は知っていても詳しくは知らないという人も多いのではないでしょうか。
今回はクラーケンについて基本的な情報から、正体はイカとタコどっち?実在するの?という疑問についても詳しくご説明していきます。
「クラーケン」とは
「クラーケン」とは、ノルウェーの海を中心として世界各地の海でその姿が伝えられている水棲の未確認生物です。
その体は島のように大きく、釣り船などは一飲みにされてしまうほどだとか。
また多数の触手を持ち、マッコウクジラと戦いを繰り広げることもあるほど獰猛な性格だと言われています。
その巨体に魚が群がるため、クラーケンの上に乗り容易に魚を捕まえることが出来るという少しユニークな伝承も残されているんですよ。
その正体はイカともタコとも言われていますが、どちらにせよ巨大な軟体の水生生物であることは間違いありません。
「クラーケン」の正体はイカとタコどっち?
1801年にフランスのドニ=モンフォールという軟体動物学者が「クラーケン蛸」を発表したことによりその姿は巨大なタコであるというイメージが定着しました。
このイメージが広まり、多くの小説家が作品中に巨大な軟体動物を登場させています。
ですが近年ではクラーケンはダイオウイカなのではないかという説が有力視されています。
ダイオウイカは地球上の無脊椎動物の中で最大の大きさを誇り、その体長はなんと18メートルにもなります。
最大で20メートルにもなるマッコウクジラに捕食されそうになった際に触手を巻き付けて抵抗し戦う姿はまさに伝承のクラーケンそのものですよね。
古来の人々は見たことも無いほど巨大なダイオウイカを海の恐怖として恐れていたんですよ。
「クラーケン」は実在するの?
クラーケンの正体がダイオウイカだと仮定するならば「実在する」と言えます。
ですが、そのダイオウイカであるというのも一つの説に過ぎず、実際の正体は完全には明らかにはなっていません。
ダイオウイカでも巨大なタコでもない「クラーケン」という生き物について言及するとすれば、実在するかどうかは不明と言えるのではないでしょうか。
私たちがまだまだ踏破することのできない深海の未知の領域に、ひっそりとクラーケンは潜んでいるのかもしれません。
まとめ
巨大な軟体動物はいつの時代も船乗りたちの恐怖を一心に集めていました。
映画などでも度々その姿は描かれているので、動いているクラーケンを見たいという方はぜひ海洋を舞台とした映画などを探してみてはいかがでしょうか。