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かつてテレビなどでも使われていた「クリソツ」という言葉をご存じでしょうか。
若者世代の中にはその意味が全く分からないという人も多いかと思います。
今回はそんな「クリソツ」について意味や使い方、由来といった基本的な事から解説していきます。
方言なの?という疑問についても言及していきますよ。
「クリソツ」の意味
「クリソツ」とは、「そっくり」という意味の言葉です。
何かと何かを比較してとてもよく似ているという意味を持つ言葉であり、言葉の前後を逆にする「業界用語」の1つとしても知られています。
「クリソツ」の使い方
「クリソツ」は双子や姉妹のように見える親子など、そっくりな人や物同士がとても似ている事を表現する際に使います。
昭和や平成初期のテレビ関係者が好んで使っていた業界用語とも言われており、同じ種類の言葉には「テッペン」「シースー」などがあります。
業界用語が広まった言葉の為、目上の人との会話で使うと失礼にあたってしまう可能性が高いです。
使用する場合はそのノリがわかる親しい関係性の仲間内だけにしたほうが無難です。
またあまり多用してしまうと「古い」「今時業界人気取り?」と思われてしまう事もあるのでご注意くださいね。
「クリソツ」の例文
- あの2人本当クリソツだよね。
- このベルト、前使っていた物に触感とか雰囲気がクリソツで気に入ってる。
- あの似顔絵師さんに書いてもらったイラスト、まじでクリソツ!
- 今日の料理、お気に入りのお店の味にクリソツじゃない?!
「クリソツ」の由来は?
テレビ関係者が使う業界用語から知られたのが「クリソツ」です。
言葉を逆に読むのが基本ですが「そっくり」の「っ」をそのまま使うと言いづらくなってしまうため、あえて「ツ」を大きくして読むことでリズム感の良さも感じられる言葉になっていますね。
インターネットが世間一般に普及する以前から使われていた言葉であり、現代では親父ギャグとして使われる程度の言葉です。
「クリソツ」は方言?
「クリソツ」という言葉は特段どこかの方言ではないようです。
会津地方などには「そっくり」という方言がありますが、これは「物等の保存状態が良い事」を意味する言葉なので「クリソツ」とは関係のない言葉です。
まとめ
「そっくり」と言うよりも軽いニュアンスを持っているのが「クリソツ」なんですね。
ビジネスシーンやオフィシャルな場で使用してしまうと「古い」だけではなく「非常識」だと思われてしまう可能性がありますので使用の際はシチュエーションにお気を付けください。