言葉の意味と使い方

「猛省」の意味とは?「反省」との違いと使い方の例文(反省する・促す)

「猛省」の意味とは?「反省」との違いと使い方の例文(反省する・促す)

仕事やプライベートで、時には取り返しのつかないような大きな失敗をしてしまった!などということがあるかもしれません。

そんな時に使える言葉が「猛省」です。

トラブルが起きた時や謝罪時に使える言葉ですので、ぜひ詳しく知っておきましょう。

今回は、「猛省」の意味とは?「反省」との違いと使い方の例文(反省する・促す)についてご説明いたします!

【スポンサーリンク】

「猛省」の意味

「猛省」は「深く反省すること」という意味です。

「もうせい」と読みます。

「もうしょう」などの読み間違いに気をつけましょう。

「猛」は「たけだけしい。荒々しい。はげしい」といった意味の漢字です。

「猛獣」や「猛威」といった熟語があります。

「省」は色々な意味がありますが、「かえりみる」意味で使われています。

「猛省」は「はげしくかえりみる」とでも言うのでしょうか、自分の過ちなどをかえりみて、厳しい態度で反省するということを表す言葉です。

「慚愧に堪えない」の意味や使い方と語源!「忸怩たる思い 」との違いは?
「慚愧に堪えない」の意味や使い方と語源!「忸怩たる思い 」との違いは?「慚愧に堪えない」という言葉を使ったことがあるでしょうか。 謝罪会見などのニュースで見聞きしたことがあると思います。 少し難...

「反省」との違い

猛省と反省の違いの図

「反省」の、より強いものが「猛省」です。

「猛省」と「反省」の違いは次のようになります。

  • 「猛省」は「強く反省すること」
  • 「反省」は「自分の言動をかえりみて、その可否を改めて考えること」

「反省」よりももっと強く反省している、厳しい態度で自分の行いをかえりみて反省しているということを表すのが「猛省」という言葉なのです。

「猛省」の使い方

「猛省」は厳しく反省するということですので、もちろん自分の過ちなどを厳しい態度で反省するという時に使います。

謝罪するときや謝罪会見などでよく使われます。

また、自分のことだけでなく相手に強い反省を求める時にも使うことができます。

それぞれの使い方を確認しましょう。

1、反省するときの使い方

謝罪をする男性

「猛省」は自分や自分の側の人がとても反省しているということを表して使うことができます。

二度と起こしてはならないような重大なミスを犯したとか、事件を起こしたとかいうような時に、謝罪会見やクレーム対応などでよく使われます。

「反省」では足りないような時に「猛省」とすることで、とても真剣に反省している、心から謝罪したいと思っているという気持ちを表すことができますね。

「猛省する」などの使い方をします。

【例文】

  1. これもすべて私の至らなさのせいと猛省しております。
  2. 今までの自分の態度を猛省した。
  3. 今後このような失敗を繰り返さぬよう、猛省いたします。
  4. これまでのことを猛省しながら、これからは社会のためになる活動をしていきたいと思っています。

2、反省を促すときの使い方

「猛省」は自分が反省するときだけでなく、相手に「猛省」を求めるという使い方もできます。

「猛省を促す」とすることが多く、これは「厳しく反省をしろと促す」ということです。

他に「猛省を求める」「猛省すべきだ」などの使い方もします。

「反省してください」というよりも強い意味ですから、これも重大なミスや事故を起こした相手に向かって言うような言葉です。

日常のちょっとした注意などには不向きですが、真剣に謝罪を求める場でよく使われます。

【例文】

  1. 責任者である彼に猛省を促す。
  2. 彼女には猛省を促したいと思います。
  3. A社に対して猛省を求める。
  4. 今回の不祥事について、本人に猛省を促します。

「猛省」の類義語

「猛省」の類義語には次のようなものがあります。

  • 自責(自分で自分の過ちを責めること)
  • 内省(自分の言動などを深くかえりみること)
  • 自戒(自分で自分を戒めること)
  • 悔悟(今までのことを悪かったと悟り悔いること)

「猛省」の対義語

「猛省」の対義語には次のようなものがあります。

  • 平然(平気で落ち着き払っている様子)
  • 増長(つけあがって高慢になること)

まとめ

「猛省」は、深く反省するという意味の言葉でした。

自分が心から反省していることを示して謝罪したい時、また相手に対して真剣な謝罪を求めたい時にも使える言葉です。

ニュースなどでも出てきますので、ぜひ参考になさってくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。