日本語教師の仕事

日本語教師は日本のことを知ることから始まる?海外の人はどういうことを知りたがる?

日本語教師は日本のことを知ることから始まる?海外の人はどういうことを知りたがる?

海外の人にとって日本語教師は日本についてなんでも聞くことのできる身近で貴重な存在です。

全世界にインターネットが普及しているといっても、日本人の生の声というものはやはり海外の人には特別なものがあります。

日本語教師は日本のことをなんでも知っていると思っている海外の人から実際によく質問される内容を紹介します。

アジア系や欧米人から実際に聞かれた内容だけでなく、聞かれそうで聞かれない内容も合わせて紹介します。

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なんで日本人はそんなに礼儀正しいの?

日本人は礼儀正しく、マナーがいい国民だと思われています。

そのため、どんなしつけや教育を受けているのか興味を持たれます。

義務教育や大学制度のほかに家庭での乳幼児に対するしつけ方を紹介しましょう。

特に小学校での給食や掃除の時間は日本人には当たり前ですが、海外の人には驚かれます。

また、日本人は調和を重んじ、他人に迷惑をかけないことを重要と考えることが根底にあることを伝え、公共の場でのふるまいなどについて説明するといいでしょう。

日本の最新テクノロジーは何?

海外の人が日本で購入したいものといえば、日本製のカメラやパソコンなどの電化製品です。

日本の技術が優れていることは世界でもよく知られているので、とても人気があります。

最新のテクノロジーについて聞かれますが、カメラやパソコンなどはいまや世界でそんなに大きな差はありません。

日本のウォシュレットトイレやヘルシオなどの家電製品についてはまだあまり知られていないため、新たなテクノロジー情報として伝えると喜ばれます。

政治のシステムはどうなっているの?

日本人はあまり政治について語り合うことはありませんが、海外では政治に興味を持っている人が多いため、よく聞かれます。

日本独特の天皇制度や選挙の仕組みなど細かく聞かれます。

政治の話をするには難しい用語を使うため、英語や現地の言葉で説明する必要があります。

日本語教師としては少々頭が痛い質問ですが、基本的なことは勉強しておくべきでしょう。

お寺、神社って何?

日本の観光地の紹介で外せないのがお寺と神社。

違いの説明に留まらず、参拝の仕方やその意味について聞かれます。

また、それから日本人の宗教観について話が広がります。

基本的に日本人は赤ちゃんが生まれたら神社、結婚式は教会、死んだらお寺へ行くため宗教というよりも一種の文化になっていると伝えます。

これは世界的に見るととても不思議な宗教観に映ります。

宗教の話はとてもデリケートなので、個人的見解はほどほどにしておくことが無難です。

毎日、寿司を食べているの?

生徒以外の海外の人からもっとも多い質問が食事について。

世界各国で寿司が知られているため、日本人は毎日寿司を食べていると思っている人が意外と多いです。

また、海外で人気の寿司と日本にある寿司は全然違うという点も驚かれます。

特に欧米人から日本人は健康でスタイルがいいと思われているので、食事のとり方なども聞かれます。

学校の授業に家庭科があり、栄養について学ぶため、食事のバランスをよく考えるということを伝えると納得する人が多いです。

伝統文化とニューカルチャーについては・・・

歌舞伎、茶道などの伝統文化についてはほとんど聞かれません。

あまり知られていないからでしょう。

日本の伝統文化は教師側から教えたい分野といえます。

また、日本のアニメや漫画はとても人気がありますが、インターネットでたくさんアップされているため、海外の人のほうが詳しく、ほとんど聞かれることはありません。

もちろん、日本ではこれがはやっているよと先取り情報を教えてあげると喜ばれます。

まとめ

日本語教師は日本のことを知ることがいかに大切か気づかされますね。

すべての分野に精通するのは難しいですが、昔から変わらないものは知識として得ておくべきでしょう。

様々な分野で最新の日本の状況を伝えられるように常にアンテナを張って今の日本を知っておくことが望ましいです。

ABOUT ME
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ソウザ マキ
日本の大学を卒業後、一般企業に勤務。働きながら、420時間以上の日本語教師養成講座を受講した後、2005年にJICAから日本語教師として海外に派遣されました。派遣先にて結婚をし、現在も海外にて日本語教師をしています。また、能力試験N4レベルまでの教科書作成もいたしました。 5歳児から60代の大人まで、個人レッスンやグループレッスンをおこなっています。