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暑い夏が終わり秋になると、気候も景色も、そして気持ちもなんとなくホッと落ち着いた感じがしますよね。
「読書の秋」とか「食欲の秋」など、秋は「○○の秋」と言われることが多い季節です。
なぜ秋なのか、どんな秋があるのかなど、詳しく知ってみませんか。
今回は、読書の秋・食欲の秋とは?「◯◯の秋」と言われる由来は?種類はなにがある?についてご説明いたします!
「読書の秋」とは
「読書の秋」は、「秋はゆっくり読書をするのによい季節である」ということです。
夏は暑いのでなかなか集中して本を読むこともできませんが、秋になると涼しく過ごしやすくなり、やる気や集中力も高まるため本がじっくり読めます。
また、夏は日が長いですが、秋になると日没も早まり、長い夜に一人でゆっくり過ごす機会が増えるということもあります。
冬になるとまた寒くなるので「過ごしやすい季節」ではなくなりますよね。
「読書の秋」は、秋の過ごしやすい気候や夜の長さから、読書に適した季節ということです。
「読書の秋」という言葉は、8世紀ごろの中国の詩人・韓愈という人が書いた詩に由来すると言われています。
「秋の夜は涼しくて過ごしやすく、灯りをともして読書するのに向いている」というような内容です。
この詩を夏目漱石が『三四郎』という小説の中に引用したことがきっかけで秋には読書というイメージが広まり、「読書の秋」と呼ばれるようになったそうです。
読書週間はいつからいつまで?
さらに、戦後には「読書週間」が定められました。
期間は文化の日(11月3日)を中心とする10月27日から11月7日です。
まさに秋真っ盛りの時期で、読書にぴったりですね。
書店や図書館でもフェアやイベントを開くところも多いです。
この「読書週間」の広まりによって、さらに秋は読書ということが定着しました。
食欲の秋とは
「食欲の秋」は、「秋は食べ物がおいしく、たくさん食べたくなる季節である」ということです。
もちろん四季それぞれに旬の食べ物はあるものですが、やはり暑い夏を乗り越え、秋は過ごしやすい季節となります。
それだけに夏バテで低下していた食欲が増進して、いろいろなものを美味しく食べられる季節ということになります。
秋の旬の味覚には、さつま芋や栗、ブドウ、梨、柿、松茸、さんま、秋鮭などなど美味しいものがたくさんありますので、まさに食欲が増す時期となっています。
「○○の秋」と言われる由来は?
「読書の秋」「食欲の秋」のように、「◯○の秋」と表現します。
春、夏、冬にも言えなくはないのですが、やはり「◯○の」と言えば「秋」が一番言われていますよね。
それはなぜかと言いますと、やはり「気候がちょうどよいから」ということです。
暑い夏を終えて、涼しくなった秋は過ごしやすいですよね。
読書にしても、食事やスポーツなどにしても、落ち着いて楽しむことができます。
日本の夏と冬は、暑さや寒さで厳しい気候です。
春は秋と同じような気温で過ごしやすいですが、年度末や年度初めで卒業、入学、入社、引っ越しなどなど慌ただしく過ごすことが多い季節です。
ということで、日本では秋が最も気候が良くてゆっくりできる季節ということになりますので、「○○の秋」と言われるんですね。
種類はなにがある?
「○○の秋」には読書と食欲以外にも色々ありますね。
- スポーツの秋
- 芸術の秋
- 睡眠の秋
- 紅葉の秋
- 睡眠の秋
- 実りの秋
- 行楽の秋
- 音楽の秋
他にも思いつくものがあるかもしれませんね。
- 秋は気候がちょうどよくて過ごしやすい
- 秋は美味しいものがたくさんある
- 秋は気候が良くて紅葉が美しい
といったことから、スポーツや芸術鑑賞、行楽といったレジャーにぴったりの季節です。
また夏に疲れた体を休める「睡眠の秋」などもあります。
四季のうちでも秋は特に「○○の秋」と表現したくなる季節なんですね。
まとめ
「読書の秋」「食欲の秋」、その他にもスポーツや芸術など、秋はさまざまなことをじっくり楽しみたくなる季節です。
暑い夏や寒い冬、何かと忙しい春にはなかなかできないようなことを、ぜひ秋には落ち着いて味わってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございました!