「お大事に」は敬語?意味と上司や目上の人への言い方

よく使われるお見舞いの言葉に「お大事に」というのがありますね。

例えば病院に行くと、診察の最後やお会計の後などに「お大事に」と声をかけられます。

このように「お大事に」はとても身近な言葉です。

でも、上司や目上の方など、敬語で話さなくてはいけないような相手にも「お大事に」と言っていいのでしょうか?

もっとなにか丁寧な言い方があるのでしょうか?

また、改まったお見舞いの手紙などにも「お大事に」でいいのでしょうか?

いざ上司や目上の方をお見舞いする場面になったとき、どのように言えばいいのか迷ってしまっては困りますよね。

そこで今回は、「お大事に」の意味や目上の人への使い方について調べてみました!

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「お大事に」の意味

「お大事に」は、辞書を引くと、連語として「相手の体をいたわる心持ちを表すあいさつの言葉」と出ています。

慣用句のようなものだと考えて、「『お大事に』=いたわりの言葉」と覚えておけば問題ないわけです。

ただ、せっかくですので(笑)、もう少し深く意味を掘り下げてみましょう。

「お大事に」の「大事」とはどういう意味なのでしょうか。

普通、「大事」と言えば大切なこと、重要なことを意味しますよね。

辞書では「大事(だいじ)」には色々な意味が載っています。

名詞として

  • 重大な事柄。容易でない事件。
  • 大掛かりな仕事。大規模な計画。
  • 大変な結果。非常に心配な事態。
  • 出家して悟りを開くこと。

形容動詞として

  • 価値あるものとして大切に扱うさま。
  • 重要で欠くことのできないさま。

などがあります。

「大事」の「大変な結果」という意味をとって「お体が大事に至りませんように」という意味

「大事」の「大切」という意味をとって「お身体を大切になさってください」という意味

ふた通りの意味が考えられます。

「お大事に」は、両方の意味を含んだ、つまりは相手の体を気遣う言葉、というわけなんですね。

上司や目上の人への言い方は?

では、敬語で話さなくてはいけない上司や目上の方に「お大事に」と言う時は、何と言えばいいのでしょうか。

結論としては、上司や目上の人へも「お大事に」と使っても構いません。

「お大事に」は「お身体を大事になさってくださいね」「お身体が大事に至りませんように」という意味が省略されたもので、基本的に敬語ではありますので、失礼にはあたりません。

ただし、省略した形よりも省略しない形の方がやはり丁寧ではありますので、上司や目上の方に言うときは「お大事に」で切らず、「お大事になさってください」「お大事にお過ごしください」などというのが一般的です。

また、「どうぞ」「どうか」「くれぐれも」などをつけるとより丁寧な印象になります。

【例文】

  1. お大事になさってください。
  2. どうぞお大事に。
  3. どうかお大事になさってくださいね。
  4. くれぐれもお大事にお過ごしください。
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メールや手紙での表現は?

もちろん上司や目上の方へのメールや手紙に、「お大事になさってください」と書いても全く問題ありません。

また、メールや手紙での同様の表現として、「ご自愛ください」があります。

これも「お身体を大切にしてくださいね」という意味ですので、同じように使えます。

ただ、口頭ではあまり使いません。

主にメールや手紙などの文章中で、結びの挨拶として使われる表現ですので、覚えておきましょう。

わかりやすいように手紙文中での使い方を例として挙げておきます。

【例文】

  1. ⚪︎⚪︎様におかれましては体調など崩されませんようにご自愛ください。
  2. まだまだ暑さが続きますが、夏風邪などお召しになりませんように自愛くださいませ。
  3. 時節柄、どうぞご自愛くださいませ。
  4. 何卒ご自愛の上ご活躍くださいますようお祈りいたしております。

まとめ

普段からよく耳にする「お大事に」ですが、意味や使い方はわかっていただけましたでしょうか。

上司や目上の方が体調を崩した時などは、「お大事になさってください」などとメールに一言添えることで、気遣いや労りの気持ちを表すことができますね。

正しい意味や使い方を覚えて、丁寧なお見舞いの言葉を使うことも、人間関係を築いていく上で、とても大切なことです。

ぜひ実践してみてくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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