言葉の意味と使い方

お寒い中ご足労・お越しいただいた時のビジネスメールやかける言葉は?例文つき

お寒い中ご足労・お越しいただいた時のビジネスメールやかける言葉は?例文つき

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寒い時に相手がこちらの会社まで来てくれた。

そのような時は、ぜひお礼を伝えましょう。

普通に来社するだけではなく、寒いのに外に出て来てくれたというわけですから、感謝と共にいたわりの言葉なども伝えたいものですね。

寒い中ご足労いただいた時にかける言葉や、メールでの伝え方も考えてみましょう。

今回は、お寒い中ご足労・お越しいただいた時のビジネスメールやかける言葉は?例文つきについてご説明いたします!

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「お寒い中」とは

「お寒い中」は、寒い時に何かしてもらった場合に用いられる言葉です。

「お寒い中お越しいただきありがとうございます」のように使い、寒いのにわざわざ来てくれたということを表します。

「寒い」という言葉に「お」を付けることに違和感を持つ人もいるかもしれませんが、美化語であり一般的な表現です。

「お暖かい」「お涼しい」とは言いませんが、「お寒い」「お暑い」とは言われます。

相手が寒さや暑さという辛い状況の中過ごしているということに対する労りの気持ちが込められています。

来てくれたお礼の時以外も、「お寒いですね」「お暑い日が続きますが」などと使えます。

「寒い」という気候を表す言葉に「お」をつけたものではありますが、相手の状況に配慮する意味の言葉なので、尊敬語のような使い方ができます。

「お寒い中」の使い方

「お寒い中」は、寒い時に相手がなにかしてくれた時などに使います。

寒いのに来てくれた、という場合は

  • 「お寒い中お越しくださりありがとうございます」
  • 「お寒い中ご足労いただき恐縮です」

などと使います。

「寒い」ということに「お」をつけて丁寧にしていますので、お客さまや仕事相手、目上の人などに使える表現です。

お寒い中ご足労・お越しいただいた時のビジネスメール

「お寒い中」は、寒い時に相手が来てくれた感謝を伝える時に使えます。

寒い中来社いただいたことへのお礼をメールで伝える時にもよく使われています。

  • お寒い中ご足労いただき
  • お寒い中お越しいただき

などとして、「ありがとうございました」などの感謝の言葉を続けます。

「ご足労」というのは、相手が労力をかけて来てくれたということを表す丁寧な表現です。

ビジネスシーンでも、相手が来てくれた時にメールや口頭でお礼を述べる時によく使われる表現なのでぜひ覚えておきましょう。

こうした来社のお礼メールは、その日の夕方や翌日など、日をおかずに早めに送りましょう。

その日に行った打ち合わせ内容の確認、今後の仕事の進め方の確認など、本題に入る前にまず寒い中来社いただいたことへのお礼を述べましょう。

寒い中ということなので、最後には相手の体を労わる文で締めるのがおすすめです。

【例文】

○○株式会社 営業部 ○○様

お世話になっております。

株式会社●●の●●です。

本日は、お寒い中ご足労いただき誠にありがとうございました。

打ち合わせ内容の確認ですが、……(本題)

以上、引き続きよろしくお願いいたします。

厳しい寒さがまだ続きそうですが、お体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

(署名)

お寒い中ご足労・お越しいただいた時にかける言葉

寒い中相手が来てくれたという時は、後からのメールだけではなく、もちろんその場でもお礼を伝えましょう。

来てくださった時や、打ち合わせや会議などが始まる前などのタイミングで感謝を伝えましょう。

【例文】

  1. お寒い中ご足労いただきありがとうございます。
  2. お寒い中お越しいただき恐縮でございます。
  3. お寒い中、遠路はるばるお越しくださり誠にありがとうございます。

また、帰る時も相手は寒い中を帰っていかれるので、お見送りの時などにはいたわりの言葉があるとよいでしょう。

【例文】

  1. 本日はありがとうございました。お気をつけてお帰りくださいませ。
  2. まだ寒さが続きそうですね。どうぞお体に気をつけてお過ごしください。

まとめ

寒い時に相手が来てくれた時は「お寒い中ご足労いただきありがとうございます」などと感謝を述べましょう。

当日や後日にメールを送る時にも、「先日はお寒い中ご足労いただきありがとうございました」などとしましょう。

寒い時は外に出るのも気が進まないものですよね。

そんな時にわざわざ来てくださったということで、感謝の気持ちを忘れずにしっかり伝えましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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