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かつて流行していた「おセンチ」という言葉についてご説明いたします。
その意味や正しい使い方はよくわからないんだよね、という若い世代も増えてきているのではないでしょうか。
今回は「おセンチ」についてご説明するとともに「おセンチな気分」という派生語についても解説していきます。
「おセンチ」の意味
「おセンチ」とは、センチメンタルな感情になっている状態を表す言葉です。
基本的に女性が「感傷的になっている男性」を見た際に「おセンチになっている」と使われていた言葉で1970年代に当時の女学生達の間で流行したんですよ。
「おセンチ」の使い方
この言葉が流行した1970年代の使われ方は、男性が物思いに耽っていたり感傷的になっていたりするように見える様子を指すものでした。
これは当時はまだ男尊女卑の考え方が強く、センチと言う単語でその様子を表現することが出来ず、丁寧語にするために「おセンチ」という言葉で使われていたんですよ。
現在は男女問わずセンチメンタルな感情になることに対して使われていますし、自分がおすいった感情になっている事を表現する言葉としても一般的に使われています。
「おセンチ」の例文
- ちょっとおセンチなのでゆったりとした曲が聴きたい。
- 推しとの思い出アルバム見てたら朝からおセンチな気分になってしまった。
- 涼やかに吹く秋風はおセンチな気分にさせてくれるね。
- おセンチな時は、大好きな彼にどうしても会いたくなる。
「おセンチな気分」とは?
「おセンチな気分」とは、涙もろくなってしまっていたり、感傷的になってしまっている気分を指す言葉です。
もの悲しい秋の風景を見た時、失恋した時、友人との別れを経験した時など人によっておセンチな気分になるスイッチは様々です。
中には季節の変わり目はどうしてもおセンチな気分になってしまうという人も居るのではないでしょうか。
元々ネガティブに考えてしまいがちな人やインドア派の人がおセンチな気分になりやすいと言われていますが、誰もがいつおセンチな気分になってもおかしくありません。
まとめ
かつて流行していた意味とは異なる使い方ですが、現在でも使われている言葉が「おセンチ」です。
もしおセンチになってしまった時は、人それぞれの対処法があります。
おセンチな気分を受け止め浸りきるという人も居ますし、友人とわいわい騒ぐことでその気持ちを吹き飛ばすという人も居ます。
誰しもがおセンチな気分になってしまう可能性があるので、自分なりの対処法を見つけておくのがおすすめです。