言葉の意味と使い方

「連日」は何日くらい?「毎日」との違いや「連日にわたり」とは?【類義語・対義語】

「連日」は何日くらい?「毎日」との違いや「連日にわたり」とは?

「連日の猛暑です」

「連日超満員だ」

この「連日」という言葉、日常で、ビジネスシーンで、ニュースや天気予報で、何かと耳にする言葉だと思います。

何気なく聞き流している人も多いのではないかと思いますが、「連日」の正確な意味はご存知でしょうか。

何日くらいの期間を指して「連日」と言っているのでしょうか。

類義語なども合わせて、「連日」について調べてみました。

今回は、「連日」は何日くらい?「毎日」との違いや「連日にわたり」とは?【類義語・対義語】についてご説明いたします!

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「連日」の意味

「連日」は「幾日も続くこと。引き続いて毎日」という意味です。

「れんじつ」と読みます。

「連」は「つらなる」「引き続いて」「つれる」など、物事が続く、連なるという意味があります。

「連日」は何日も物事が続くことを意味する言葉です。

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「連日」は何日ぐらい?

「連日」は「幾日も続くこと」でしたね。

では、具体的に何日ぐらいを指すのでしょうか。

結論としては、「連日」には決まった日数はありません。

「連日」と感じる日数は人により違いがあり、二、三日と考える人もいれば一週間とか、いやもっと続くことだと考える人もいるでしょう。

「何日も続く」という時に「連日」を使いますので、「連日」には決まった日数はなく、「何日も続いているなぁ」と感じたら「連日」となるわけですね(笑)

「連日」と「毎日」との違いは?

「連日」は「幾日も続いている」、つまり毎日続いているということですよね。

「連日」でも「毎日」でも、どちらでもよさそうに思えます。

これらの違いは、

  • 「連日」は「何日も続いていること」
  • 「毎日」は「いつの日も」

です。

「連日」は、何かが毎日「続いている」ということを表します。

「毎日」は「一日一日」「すべての日」「一日も欠かさない」ということを表します。

まず、「毎日」は「一日一日」という意味があるので、「充実した毎日を送る」とか「毎日の献立に悩む」などと言いますよね。

ですが、「連日」は「続いている」ということですから「充実した連日」とか「連日の献立」とは言いません。

次に、「連日の猛特訓」でも「毎日の猛特訓」でも、結局毎日毎日特訓をしているということに変わりはありません。

ただ、強調する部分が違ってきます。

「連日の猛特訓」は、毎日毎日猛特訓を「続けている」ことを強調します。

「毎日の猛特訓」なら、猛特訓が「一日も欠かさず」行われていることを強調します。

やっていることに違いはないわけですが、このように強調したい部分が違ってきますので、微妙なニュアンスを表すことができます。

天気予報などで「連日の大雨」「連日の猛暑」などと言われると、より雨や暑さが「続くんだなぁ」と感じられませんか?

どちらも「everyday」であっても、このような微妙な差があるのが日本語ならではの味わいかもしれませんね。

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「連日にわたり」とは?

「連日」は「連日にわたり」という使い方をすることがあります。

「連日にわたり申し訳ございません」とか、「連日にわたり大勢の観光客で賑わった」などと言います。

「連日にわたり」とは、「何日もとぎれずに引き続いて」という意味です。

「わたる」は橋を渡るとか海を渡るとかいうほかに、「ある期間とぎれずに続く」という意味があります。

「連日」に「幾日も続いて」という意味がありますから、「連日」と「わたる」を重ねるのは二重表現ではないかと考える人もいるようです。

ですが「連日」という期間において、とぎれずに続いているということを表していると考えられますので、これは間違いとは言えません。

ですが、心配な場合は「連日」だけにするか、他の言葉に言い換えるとよいでしょう。

「連日」の使い方

「連日」を使った例文を挙げておきますので、使い方を確認しましょう。

【例文】

  1. この会社の株価は連日高値更新している。
  2. 連日の激しいトレーニングで疲労が溜まっている。
  3. この遊園地は開園以来連日超満員だ。
  4. 連日連夜、皆で考え抜いた素晴らしい計画だ。
「昨今」とはいつの期間のこと?「近年」「最近」との違いは?「昨今の日本では……」「昨今の世界情勢は……」 この「昨今」という言葉、ニュースや新聞、ビジネスシーンでもよく見聞きしますよね。 ...

「連日」の類義語

「連日」の類義語には次のようなものがあります。

  • 毎日(どの日もどの日も。日ごと)
  • 日々(一日一日。毎日)
  • 日ごと(毎日)

「連日」の対義語

「連日」の対義語は「連夜(れんや)」です。

「連夜」は「毎夜。幾夜も続くこと」という意味です。

「連日」の夜版ということですね。

毎日続くという意味では共通していて、「連日連夜」(毎日毎夜。毎日昼夜を問わず)という四字熟語もあります。

対義語でありながら似ているという、不思議な関係ですね。

まとめ

「連日」は何日も続いて、という意味でした。

きっちりと○日以上とか、○日間といった決まりはないので、使う人によって期間は様々です。

ビジネスで、日数をはっきりさせないといけない時には適しませんが、ざっくりと「連日暑さが続きますね」などと会話の中で使う分には、非常に便利な言葉です。

ぜひ参考になさってくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。