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レジリエンスの意味とビジネスでの使い方!レジリエンス研修や災害レジリエンスについても解説

レジリエンスの意味とビジネスでの使い方!レジリエンス研修や災害レジリエンスについても解説

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「レジリエンス」という言葉を聞いたことはありますか?

普段の私生活や不景気な社会生活、過剰なSNSの広がり、そしてコロナ禍など、我々は日々様々なストレスの中で生きています。

そうした暮らしの中で「レジリエンス」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

ここでは、その「レジリエンス」という言葉について解説します。

「レジリエンス」の意味とは?

「レジリエンス」とは英語の「resilience」で、日本語では「回復力」を意味する言葉です。

ニュアンスとして「変化に対応する能力」や「ダメージからの回復力」という意味合いを持つ言葉です。

最も一般的な用いられ方としては、心理学的な用法で、「精神的回復力」や「心の回復力」を意味します。

困難な問題や大きなストレスに遭遇した際の立ち直り力を意味します。

>>オリエンテーションの意味とは?ガイダンス・オリエンテーリングとの違いや英語での使い方

「レジリエント」との違いとは?

「レジリエント」とは、「レジリエンス」の形容詞形です。

「回復力のある」という意味の言葉です。

「レジリエンスのある人」=「レジリエントな人」ということですね。

「レジリエンス」の使い方

「レジリエンス」とは、日本語で「回復力」を意味する言葉でしたね。

ここでは、「レジリエンス」という言葉がどのように使われているか、実際の使用例を見てみましょう。

  • レジリエンス研修
  • 災害レジリエンス
  • (材料科学の分野における)レジリエンス

などがあります。

一つずつ、詳細を見てみましょう。

「レジリエンス研修」とは

「レジリエンス研修」とは、精神的対応力を養うために、企業などが実施する研修を意味します。

とりわけ社会人なりたての新入社員は、ストレスや逆境への耐性がが低いことが多いです。

変化する私生活や仕事上の悩みで「心が折れた」、「逆境に負けた」という状況になってしまいます。

その結果として、「3年目の退職」というケースが発生しがちなのです。

レジリエンス研修を通して、レジリエンスの鍛え方を若手社員へ伝え、社会人としての成功と成熟を促します。

誰でも、どんな仕事でも、ストレスはあります。

その中で、そのストレスをコントロールし自分の精神状態をマネジメントしていくことが大切ですね。

こうした教員全般を「レジリエンス教育」と表現します。

「災害レジリエンス」とは

「災害レジリエンス」とは、「災害からの復帰力」を意味する言葉です。

日本は世界でも有数の災害大国であり、世界中の活火山の7%を有する上に、世界の大地震の20%は日本で起きているという程です。

日本人そして日本という国は、特にこの災害レジリエンスが求められていると言えますね。

「(材料科学の分野における)レジリエンス」とは

材料科学の分野における「レジリエンス」とは、「弾性ひずみエネルギー」を意味します。

弾性ひずみエネルギーとは、永久ひずみを生じさせること無く(=弾性変形内で)、材料の内部に蓄えられるエネルギーの総量を意味します。

簡単に言えば、材料のしなやかさを意味し、曲げたら簡単にポキッと折れてしまう棒はレジリエンスが低い棒であると言えます。

英語でネイティブはどのように使う?

「レジリエンス」という言葉を実際の英語圏では、どのように使っているのでしょうか。

英語圏でも「resilience」として、そのままの意味で使うことが出来ます。

実際の英語圏での使用例として、以下の例文を参照ください。

「resilience」の英語例文

Ex 1) An emotional/phycological resilience of young child can vary wildly.

(子供の感情的/精神的な対応力は大きく差があります。)

Ex 2) I found out that he does not have strong resilience against social stress.

(彼は社会的ストレスに対して、強い耐性がないということが見えました。)

Ex 3) The earthquake in 2011 destroyed a lot of people ‘s lives but Japan showed very strong resilience.

(2011年の地震は多くの人と生活を破壊しましたが、日本は素晴らしい回復を見せました。)

まとめ

いかがでしょうか?

人生には様々な障害があります。

私生活、健康被害、精神的ストレスや災害など、あらゆる障害や困難があります。そして、

それらを乗り越えていく必要があります。

そういった様々なシーンで用いられている「レジリエンス」という言葉の意味と、その使い方、そして英語での例を見てみました。

それらを通じて、「レジリエンス」という言葉を理解できたかと思います。

「元カノ/元カレのことが忘れられない」という私は、このレジリエンス力が足りないということかもしれませんね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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