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リソースの意味とビジネスでの使い方!アセットやソースとの違いは?|英語例文つき

リソースの意味とビジネスでの使い方!アセットやソースとの違いは?|英語例文つき

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現代の日本のビジネスにおいては、人口の減少に伴い働き手の確保という大きな課題に直面しています。

そうした中で、特にマネージメントに携わるようなポジションにいる方たちは、「リソース」という言葉を耳にする機会が増えてきたことと思います。

しかし、聞いたことはあるものの、実際に聞かれたら説明は出来ないという方も多いのではないでしょうか?

ここでは、その「リソース」という言葉について解説します。

「リソース」の意味とは?

「リソース」とは英語の「resource」で、日本語で「資源」という意味の言葉です。

こと、日本のビジネスシーンにおいては「人」や「モノ」「お金」などを意味します。

例えば、国のスケールで言えば石油の備蓄量などもリソースに含まれます。

また、そういった意味から転じて、IT業界において「リソース」とは「コンピューターの性能」を意味します。

また昨今、グローバルな企業では人事部のことを「HR」と呼ぶ企業が増えてきていますね。

これはHuman Resource」の頭文字を取ったものです。

「ソース」との違いとは?

似たような言葉で「ソース」と言う言葉があります。

「ソース」とは、英語の「source」で日本語で「起源」や「源」または「出典」を意味します。

「リソース」と発音は似ていますが、意味は大きく違う言葉です。

「この情報のソースはどこですか?」と言った場合は「この情報の発信源/出典はどこですか?」という意味になりますね。

補足ですが、料理や食卓でお馴染みのオイスターソースや中濃ソースの「ソース」は「sauce」でスペルが違います。

ちなみに、ウスターソースのソース(source)は英国のウスターシャー州の中心都市であるウスターから来ています。

「アセット」との違いとは?

「アセット」とは、英語の「asset」で、日本のビジネスシーンにおいては「資産」という意味の言葉です。

不動産や、証券または生産ラインや大型機械など、経済的な価値が高い資産のことを指します。

「アセット」は、経済価値の高いもの、土地や証券であるのに対して、「リソース」は人材や物資、資金などの「経営資源」と言えます。

>>「アセット(asset)」とは?使い方やリソースとの違い!ネイティブは英語でどう使う?

「リソース」の使い方

「リソース」とは、日本語で「資源」や「経営資源」を意味する言葉でしたね。

ここでは、「リソース」という言葉がどのように使われているか、実際の使用例を見てみましょう。

  • 「本件をこのスケジュールでこなすには、ヒューマンリソースが足りません。」
  • 「資金が豊富にあるので十分なリソースを割くことが出来ます。」
  • 「早急にリソースマネジメントを見直してください。」

などとして用いられていますね。

英語でネイティブはどのように使う?

「リソース」という言葉を実際の英語圏では、どのように使っているのでしょうか。

英語圏でも「resource」として、そのままの意味で使うことが出来ます。

実際の英語圏での使用例として、以下の例文を参照ください。

「resource」の英語例文

Ex 1) The lack of resources results in significant project delay.

(リソースの欠如によってプロジェクトの重大な遅れが出ています。)

Ex 2) This change of project schedule is not acceptable for us since we have limited resource.

(我々のリソースは限られているので、このプロジェクトスケジュールの変更は受け入れられません。)

Ex 3) Please review and assign an appropriate resource for each project.

(各プロジェクトに対して、検討し、適切なリソースを割り当ててください。)

「リソースの不足」は英語で「lack of resources」、「リソースを割り当てる」は英語で「assign a resource」となります。

まとめ

いかがでしょうか?

多様化、多角化するビジネスの世界で各種リソースの確保やマネジメントは成功のカギを握る重要な要素となっています。

「リソース」という言葉の意味と、その使い方、そして英語での例を見てみました。

それらを通じて、「リソース」という言葉を理解できたかと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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