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「レジュメ」という言葉を聞いたことはありますか?
ビジネスのグローバル化に伴い、外資系企業の参入もさることながら、楽天に代表されるような日系企業でも英語を公用語とする企業が増えきました。
また、大学や研究室などのアカデミックな場も、より世界へという流れが強くなり海外の学会や論文集などに提出する日本人の割合は年々増えています。
そういった社会の流れの中で、「レジュメ」という言葉を耳にする機会も増えてきたことと思います。
ここでは、その「レジュメ」という言葉について解説します。
「レジュメ」の意味とは?
「レジュメ」とは英語の「resume」で、日本語で「要約」や「要旨」という意味の言葉です。
「まとめ」というニュアンスで使われる言葉ですので、場面によって様々なものを指す言葉となります。
例として、
- 会議に際して用いられる場合→会議の議題の要約
- 大学や研究の場面で用いられる場合→研究レポートや内容の概要
- 求人や就職活動に際して用いられる場合→履歴書
等など、場面や状況によって正しい理解をする必要があります。
外資系企業の影響や企業のグローバル化のため、履歴書を英語で提出するような企業も増えてきました。
そんな風潮の中で、日本語での履歴書とは別に「英語での履歴書」を「レジュメ」として提出させている求人も増えてきましたね。
「レジメ」と書かれている場合もあります。
「アジェンダ」との違いとは?
似たような言葉として、「アジェンダ」があります。
これは主に「会議などにおけるレジュメ」と混同してしまうパターンです。
「アジェンダ」とは英語の「agenda」で、日本ではビジネスにおいて「会議の議題」や「議事項目」という意味で使われています。
アジェンダは「会議内容の目次」といった意味なので議題の概要を羅列/列挙したものです。
一方でレジュメは、その各項目の詳細を記した資料などを指します。
>>アジェンダの意味とは?レジュメや目次との違いと英語での使い方|例文つき
「レジュメ」の使い方
「レジュメ」とは、日本語で「要約」や「要旨」を意味する言葉でしたね。
ここでは、「レジュメ」という言葉がどのように使われているか、実際の使用例を見てみましょう。
【使用例】
- 「次の会議までにレジュメを作成し、参加者に共有してください。」
- 「求人の募集に際しては、職務経歴書および英語のレジュメを提出してください。」
- 「本セミナーの概要は、お手元に配布されたレジュメを参照ください。」
などがとして用いられています。
これらの例から見えるように、セミナーや講義、研究発表など、アカデミックなシーンで用いられることが多い言葉でもあります。
英語でネイティブはどのように使う?
「レジュメ」という言葉を実際の英語圏では、どのように使っているのでしょうか。
英語圏でも「resume」として、そのままの意味で使うことが出来ます。
上記のように様々な意味で用いられる言葉ですが、最も一般的な使われ方としては「履歴書」という意味でしょう。
実際の英語圏での使用例として、以下の例文を参照ください。
「resume」の英語例文
Ex 1) As always, his resume is well summarized and reader friendly.
(いつもながら、彼のレジュメはとても見やすい上に、よくまとめられています。)
Ex 2) Please submit your resume to move to the next step.
(次のステップに進むために履歴書を提出してください。)
Ex 3) I have reviewed your resume. Now it is time to submit.
(あなたのレジュメを見ました。このまま行きましょう!)
まとめ
いかがでしょうか?
「要約」や「要旨」を意味する「レジュメ」という言葉の具体的な意味を場面ごとに解説し、その用法や英語での使われ方などを合わせて見てきました。
多くの場合、英語での履歴書と言う意味で使われていること、また、公式な会議やセミナー、大学の研究や論文など、アカデミックな場面で用いられることが多い言葉であるという点も解説しました。
その中で「レジュメ」という言葉の理解が深まったことと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。