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「立春」の意味や由来は?2023年はいつ?「節分」「春分」との違いも解説!

「立春」の意味や由来は?2023年はいつ?「節分」「春分」との違いも解説!

「立春」をご存知でしょうか。

カレンダーや新聞に書いてあったり、神社で祭事が行われたりしますので、日常の中でなんとなく今日は「立春」なんだな、と思ったことがある人は多いでしょう。

ですが、「立春」とはどういう日なのか、詳しい事を知っている人は案外少ないかもしれません。

この機会にぜひ知っておきましょう。

今回は、「立春」の意味や由来は?「節分」「春分」との違いも解説!についてご説明いたします!

「立春」の意味

「立春」は、二十四節気の一つで、暦の上での春の初めのことです。

「りっしゅん」と読みます。

「春」が「立つ」と書きます。

節分の翌日にあたり、年によって前後する事もありますが、だいたい2月4日ごろです。

2023年の「立春」は、2月4日(土曜日)です。

寒い時期に「春」とは妙な気もするかもしれませんが、寒さのピークである時期から春に転じていく、その転換点となる日ということです。

「立春」の由来

「立春」は節分の翌日、2月4日ごろで、暦の上での春の初めとなる日です。

なぜその日を「立春」というのか、由来を調べてみました。

明治初期までの昔の時代は、日本では太陰太陽暦が使われていました。

いわゆる「旧暦」というものです。

これは、月の満ち欠けがベースとなっており、新月の日を「朔日」と言い、その月の一日としていました。

月の満ち欠けに合わせているので、毎月の日にちは29日か30日となっており、今の暦とは1年の長さが違ってきます。

そのため、3年に一度は「閏月」を設けて1年を13か月にしていました。

しかし、閏月のある年とない年では、同じ日付でも季節が1か月近く違ってしまうことがあります。

これでは暦をもとに農業や生活をする上で不自由です。

そこで、四季の指標となるものとして「二十四節気」が編み出されました。

「二十四節気」は太陽の動きに基づいた暦で、一年を4つにわけ、春夏秋冬のそれぞれをさらに6つに分けているものです。

その24個ある季節のうち、春の初めと定められたのが「立春」ということなんです。

古代中国の暦に由来しているため、日本では2月4日はまだ寒いのに「春の初め」ということになっているのです。

「節分」「春分」との違い

「立春」に近かったり、似ているのが「節分」や「春分」です。

どちらも昔からの暦に関係する日で、春に関係している……? というような曖昧な認識の人も多いのではないでしょうか。

  • 「立春」は暦の上での春の初めの日
  • 「節分」は「立春」の前日で季節を分ける節目の日
  • 「春分」は一年のうちで昼と夜がほぼ同じ長さになる日

この機会に「節分」「春分」とはどういう日なのかも簡単に確認しておきましょう。

「節分」とは

「春分」は「節分」の次の日です。

単純にこう覚えておけば混同しないわけですが(笑)、やはり「節分」とは何か気になりますよね。

「節分」は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」という、春夏秋冬それぞれの季節が始まる日の前日を指します。

季節を分ける節目の日、ということなんですね。

「節分」は年に4回あるということになりますが、旧暦では春から新しい年が始まるとされていましたので、「立春」の前日にあたる「節分」が、ちょうど大晦日に相当する感じで重要視されました。

そのため、江戸時代以降は特に「立春」の前日の「節分」を指すようになったのです。

2023年の「節分」は、2月3日(金曜日)です。

「節分」は邪気を払い無病息災を願う行事として、いろいろな厄除けの行事を行います。

成田山の節分会などは、力士や歌舞伎役者、俳優などが豆まきをするのでテレビでもよく取り上げられていますね。

一般家庭でも豆まきや玄関に柊鰯を飾る、恵方巻きを食べるなどします。

「春分」とは

「春分」は、毎年3月20日か21日に「春分の日」という祝日がありますので日常生活の中でもお馴染みの言葉でしょう。

ですが、「春」が付くので「立春」と混同している人もいるかもしれませんね。

「春分」は「立春」と同じく太陽の動きに基づいて定められた二十四節気の一つで、「太陽が黄経0度の春分点を通過する時刻」のことです。

ちょっと難しいですが、簡単に説明すると、昼と夜の長さが同じになる日です。

「春分」を過ぎると、だんだん昼の方が長くなっていきます。

ヨーロッパなどではこの日を春の始まりとしているそうです。

2023年の「春分」は3月21日(火曜日)です。

夏至や冬至は祝日ではありませんが、「春分」や「秋分」の日は、昔から宮中祭祀が執り行われる日であったことから、今も国民の祝日となっています。

まとめ

「立春」は二十四節気の一つで、暦の上での春の初めのことです。

今年は2月4日です。

スーパーで福豆や恵方巻きが売り出されるので「節分」の方が身近かもしれませんが、その次の日が「立春」で、春が始まる日だということで、覚えやすいですよね。

また、「春分」は昼と夜が同じ長さになる日です。

こちらも、何かと卒業や新生活が始まるなど変化の多い時期ですので、春の印象的な祝日でしょう。

ぜひ参考になさってくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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