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2023年の流行語大賞にノミネートされた「サイゼリヤ警察」という言葉をご存じでしょうか。
サイゼリヤの何を取り締まるのか、全く分からないという人も多いかと思います。
今回はそんな「サイゼリヤ警察」について意味はもちろん、その元ネタやなぜ流行語大賞にノミネートされたのかまで詳しくご説明していきます。
「サイゼリヤ警察」とは
「サイゼリヤ警察」とは、X(Twitter)アカウントの1つで、X上に溢れている「サイゼリア」という間違った呼び方を正していくというアカウントです。
2023年4月に活動を辞退する事を表明し、一躍トレンド入りするほど話題となりました。
サイゼリヤ警察は、みんなが間違って使っている「サイゼリア」という呼称を正す活動を行っており、「サイゼリア」と書いてあるポストに「いいね」を押す事で注意喚起するなどの「摘発活動」をしていました。
一般の人のポストはもちろん、アイドルやスポーツ選手のポストにも容赦なく踏み込んでいき、名指しで摘発された人も多いです。
3年5か月にも渡って続いた摘発活動が終了してしまうという事で、どこかもの悲しさを感じるという人が多いようです。
「サイゼリヤ警察」の元ネタは?
ネットスラングとして元々「〇〇警察」という言葉が存在しており、その言葉はコンテンツのクリエイターが他コンテンツへと浮気することを取り締まる人という意味がありました。
その後、〇〇の部分に当てはまるコンテンツなどにおいて誇張や間違いを指摘・指示する人への蔑称として使われるようになっています。
サイゼリヤ警察はその中でも「誤用警察」というジャンルであり、他に「アボカド警察」「カピバラ警察」などがあるんですよ。
「サイゼリヤ警察」が誕生した経緯は、なんと当時付き合っていた彼女から「サイゼリヤをサイゼリアという人とは別れる!」と言われ、実際に別れてしまったという悲しい経験からなんだそうです。
「サイゼリヤ警察」はなぜ流行語に選ばれた?
3年5か月にも及ぶ活動期間でなんと4万件以上の誤用を検挙したという地道な活動が密やかに支持されていたのではないでしょうか。
2023年の上半期ネット流行語大賞にて銅賞を受賞した経歴もあり、比較的認知されるようになったところでの活動辞退だったので、トレンド入りするほど話題となり、流行語に選ばれたのではないかと考えられています。
まとめ
突然の活動辞退宣言に、「キヤノン警察」「ファイアーエムブレム警察」など他の誤用警察への転職を提案する声が相次ぐなど、愛されていた事がわかりますね。
サイゼリアの会長がメディアで語った「サイゼリアでもサイゼリヤでもいい」という発言を受けての引退という事で、仕方ないという気持ちもありますが、中の人はもちろんまだXを続けていると発言しています。
もしかしたらどこかで出会う事が出来るかもしれませんね。