言葉の意味と使い方

産休・育休明け復帰挨拶メールの例文やマナー【取引先など社外】

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産休・育休明けで職場復帰をする時、様々な相手に育休復帰の挨拶メールを送ることがあります。

そう何度も何度も送ることがあるわけではないので、どのような内容で送ればいいのかなどと迷ってしまうことも多いでしょう。

中でも、取引先などの社外の方に向けて復帰挨拶メールを送るときに気をつけたい点をまとめてみました。

今回は、産休・育休明け復帰挨拶メールの例文やマナー【取引先など社外】についてご説明いたします!

産休・育休明け復帰挨拶メールのマナー

メールをする女性

産休・育休明け復帰挨拶メールとは、出産・育児で休業していた社員が、職場復帰することを関係者に伝えるメールのことです。

社内の人には口頭で伝えることが多いかもしれませんが、社外の人など直接伝えられない時はメールを送りましょう。

社内や社外への挨拶をしておくことで仕事への復帰もスムーズになりますよね。

取引先など、社外のどの関係者まで送るのが良いか、どのタイミングで送るのが良いかなどは、仕事内容や相手との関係によっても違ってきますので、上司などに相談して決めると良いでしょう。

また、マナーとして挨拶をする、というだけではなく、産休・育休明けは勤務形態などが変化する場合もありますから、

そうした変更事項がある場合は特に仕事を円滑に進めるためにも挨拶のメールが必要です。

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産休・育休明け復帰挨拶メールの内容(社外)

ポイントを説明する女性

取引先などにも直接挨拶ができるならいいのですが、まずは復帰をメールで知らせることが多いと思います。

復帰メールに必要な内容などを確認しておきましょう。

1、件名はわかりやすく

まず件名ですが、仕事のメールがたくさん届く相手でもわかりやすいように、産休・育休明けの復帰挨拶であることがはっきりわかるものにしましょう。

  • 「職場復帰のご挨拶」
  • 「復職のご挨拶」

などシンプルなものにし、社名と自分の名前をつけると件名だけで大体わかりますので便利でしょう。

2、復帰した旨を具体的に伝える

社外の人には、復帰した旨を伝えるだけでなく、いつから復帰するか、復帰後の部署などを報告しましょう。

「本日より復帰」などと書いても、相手がその日にメールを読めないこともあるかもしれません。

なるべく「○月○日より復帰」などと具体的に日付を書いた方が正確に伝わります。

また、復帰後の部署なども伝えます。

  • 産休・育休前と同じ部署・担当を続ける
  • 所属部署が変わる
  • 部署は変わらないが担当内容が変わる
  • 勤務時間が変わる

など、育休明けは勤務形態に変化がある場合もよくありますから、どのような形で復帰するかを伝えましょう。

特にその取引先の担当ではなくなる(担当者が変わる)などの場合はかならず伝えたい内容です。




3、迷惑をかけるかもしれない可能性

育児はもちろん大切なことなので、優先するのは当然です。

ですが、小さな子供を育てていると急な病気や色々な用事で、会社を早退したり休みを取ったりすることも増えます。

「子育てをしながらの勤務となるので、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが……」といった風に、あらかじめことわっておくことで、相手の理解も得やすくなるでしょう。

4、改めて挨拶に伺う

社外への挨拶は、メールで十分という場合もありますが、取引先との関係や親しさによっては挨拶メールの後に改めて挨拶に伺うこともあります。

そのような場合は「改めてご挨拶に伺います」などと書いておくと良いですね。

5、プライベートな話題は書かなくてOK

取引先などは、仕事の付き合いですので、特に子供の様子などプライベートな内容を伝える必要はありません。

復職したことだけを簡潔に伝える内容でよいでしょう。

もちろん親しさの度合いにもよりますので、仲良くしている相手にはそうしたことを伝えても構いませんが、復職の報告が目的であることを忘れないようにしましょう。

6、前向きな気持ちを伝える

産休・育休明けは「長期でお休みをいただいて申し訳ない」「迷惑をかけて申し訳ない」という気持ちになってしまう人もあるでしょう。

確かに、長く休むと担当者が変わるなどしますから、相手にとっても少し不都合なことはあったかもしれません。

ですが、出産や育児は喜ばしいことであり、産休や育休は当然のことですから「申し訳ない」という気持ちだけで挨拶をする必要はありません。

むしろ復職して、これから前向きに頑張りたいというポジティブな気持ちを伝える方が印象がよいものです。




産休・育休明け復帰挨拶メールの例文(社外)

件名:職場復帰のご挨拶 ○○社 山田A子

株式会社××
営業部 ●●様

ご無沙汰しております。

○○社営業部の山田です。

長らく出産・育児休暇をいただいておりましたが、○月○日より職場復帰いたしました。

復帰後も再び貴社の担当として精一杯努めさせていただきます。

なお、当分の間は時短制度を利用し、9時~16時の勤務とさせていただきます。

子育てをしながらの勤務となりますので、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします。

改めてご挨拶にお伺いさせていただきたく存じますが、取り急ぎメールにて復職のご挨拶を申し上げます。

(署名)

まとめ

産休・育休明けは久しぶりの職場で緊張しますし、ブランクもあって大変ですよね。

上司や同僚への挨拶はもちろんですが、メールなどを使って社外の関係者にもきちんと挨拶をしましょう。

特に時短勤務や部署異動など、働き方や仕事内容に変更がある場合は速やかに伝え、スムーズな職場復帰を果たしましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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