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SNSなどで使われている「さりげ」「さりげに」という言葉の意味を正しくご存じでしょうか。
良く知らないけれどなんとなく使っているという人も実は多いかと思います。
今回はそんな「さりげ」「さりげに」について意味や使い方など基本的な事からご説明していきます。
言い換え表現や使い方の例文もご紹介いたします。
「さりげ・さりげに」の意味
「さりげ」「さりげに」とは「さりげなく」という言葉を省略したものです。
「何事も無いように」「さらっと物事が進んでいく様子」などの意味を持つ言葉で、本来の「さりげない」という言葉を間違えて使っている言葉だと言われています。
本来の「さりげない」は「実は」「よくよく考えてみれば」という意味なので、全く異なった意味で使われているのがわかりますね。
国語辞典などでも誤用として取り上げられており、「何事も無いように」という意味で載っているのは限られた一部の辞書となっています。
中には「何事も無いように」という意味が新しく定着した言葉として、意味を訂正した辞書も出てきているんですよ。
「さりげ・さりげに」の使い方
ネットスラングとして出来た言葉なので軽いニュアンスがあり、友人同士の会話や文字のやりとりで使われています。
通常のネットスラングとしてというよりは「ギャル語」として認識されている事が多く、目上の人との会話で使うと失礼だと思われてしまう可能性が高いのでご注意ください。
「さりげ・さりげに」の例文
- 夕日を撮ろうとしたのにさり気に写りこんでくるうちの猫を見てください。
- ○○君、さりげにあの子の肩に手置いてるけどそういう仲なの?
- このお店、さりげ色んなところに店舗あるよね。
- さりげに連休最終日だし、今日はのんびり過ごそうかな。
- 書店行ったらさりげにバックナンバー置いてあって嬉しかった!
「さりげ・さりげに」の言い換え表現は?
言い換え表現としては「何気なく」「なんとなく」という言葉が使われています。
「なにげなく」は「なにげに」という言葉としても存在しており、こちらもギャル語・ネットスラングとなっています。
どちらも「取り立てるほどではないけど」「どことなく」という意味で、発言をぼんやりとした印象にすることが出来る言葉ですね。
まとめ
若者が自然と使ってしまう言葉の一つでもある「さりげに」ですが、実は誤った意味が広まったものだったんですね。
意識せず使っているという人も居ますので、ちょっと気にして若い世代のトークを聞いてみると「さりげに」以外にも面白い点が見つかるかもしれません。