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「治療に専念するため活動を休止します」
「この仕事に専念したい」
「専念」という言葉は、ビジネスシーンやニュースなどで、また日常生活の中でも色々なところで見聞きする言葉ですね。
なんとなく前後の文脈から意味はわかるという人も多そうですが、この機会に「専念」の詳しい意味や使い方を確認しておきましょう。
今回は、「専念」の意味と使い方!「治療に専念・仕事に専念する」とは?|例文つきについてご説明いたします!
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「専念」の意味
「専念」は「一つのことに心を集中する」という意味です。
「せんねん」と読みます。
「専」は「もっぱら」「そのことだけをする」といった意味の漢字です。
「念」は「思う、思い」「心にとめて忘れない」などの意味があります。
「専念」は一途に思う、あることに没頭するなどのことを表します。
また、「専念」は仏教語として、「一心に仏を念ずること」という意味もあります。
一般的には広く「他に気を逸らさずそのことだけをもっぱら行う」「心を集中して取り組む」といった意味を表す言葉です。
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「専念」の使い方
「専念」は、ある物事に心を集中することを表し、「専念する」という形で使います。
他のことに気を逸らしたり、他のことを同時にやったりしないでそのことを一心に行う。
「勉強に専念する」「職務に専念する」など、このようなことを、あることに「専念する」と言います。
ビジネスシーンでも日常の色々な場面でも広く使われますし、また文章でも口頭でも用いられる言葉です。
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「治療に専念・仕事に専念する」とは?
「専念」は「治療に専念する」や「仕事に専念する」といった使い方をすることが多い言葉です。
「治療に専念する」とは「治療に集中する」という意味になります。
例えば病気をしっかり治療するためにしばらく仕事を休むとか、療養中の人へのお見舞いなどの場面で使えます。
芸能人やスポーツ選手が「治療に専念」するために活動休止したり試合に出るのを控えたりするといったニュースもよく見聞きするのではないでしょうか。
【例文】
- 治療に専念するため、しばらくお休みをいただきます。
- まずは治療に専念し、十分に養生ください。
「仕事に専念する」は「仕事にだけ集中する」ということですね。
自分の仕事への決意を表すときとか、仕事に集中している人を表現する時によく使います。
【例文】
- 家事は妻に任せているので、自分は仕事に専念できている。
- 仕事に専念できるよう環境を整える。
- これからは仕事に専念したい。
「専心」との違い
「専念」に似ているのが「専心」です。
同じように使われる言葉ですね。
「専念」と「専心」は、どちらもあることに心を集中するということで、同じ意味と言えます。
「専念」は会話の中でよく使われますが、「専心」の方がやや文章語的で、気軽な会話ではあまり使われないという点が違いでしょう。
>>「専心」の意味と使い方!「専念」との違いや「一意専心」とは|類義語・対義語
「専念」の例文
- 彼は家族との時間を犠牲にして仕事に専念している。
- 彼が仕事に専念できる環境を整えることがマネージャーとしての大事な仕事だ。
- 歌手のAさんは、癌が再発し、治療に専念するため活動を休止すると発表した。
- 怪我が悪化しないようまずは治療に専念したい。
- 受験勉強に専念するため部活を引退する。
- 彼女は新薬の研究に専念している。
「専念」の類義語
「専念」の類義語には次のようなものがあります。
- 専心(心を一つのことに集中すること)
- 没頭(一つのことに熱中すること)
- 没入(沈みいること)
- 打ち込む(全力を集中し熱中すること)
- 集中(意識を特定の物事にかたむけること)
- 傾注(あることに心を集中すること)
- 一心(一つのことに心を集中すること)
「専念」の対義語
「専念」の対義語には次のようなものがあります。
- 両立(二つのことをどちらも成り立たせること)
- 並行(二つ以上のものを同時に進めること)
- 散漫(気持ちが集中しないさま)
まとめ
「専念」は「一つのことに心を集中する」という意味です。
仕事や勉強などに集中して取り組むとか、病気やケガの治療に集中するということを表して使うことが多い言葉です。
身近な言葉ですが、ビジネスシーンでも何かと使いやすいので、ぜひ覚えておいてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!