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「シェアリングエコノミー」という言葉を聞いて、すぐに説明ができますか?
分かるようで分からない、しかも次々と登場していくIT用語。
業界について勉強し始めたばかり!という方にも分かりやすいようにまとめました。
これで「シェアリングエコノミー?聞いたことはあるけどよく知らない」から卒業しましょう!
今回は、シェアリングエコノミーについて解説したいと思います。
シェアリングエコノミー
シェアリングエコノミーとは、物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組みのことを言います。
自動車を個人や会社で共有するカーシェアリングをはじめ、ソーシャルメディアを活用して、個人間の貸し借りを仲介するさまざまなシェアリングサービスが登場しています。
メリット
1. 資産を提供する側・利用する側の双方に利益がある
提供する側としては、共有するものが、部屋や駐車場のような場所であれば、すでに所有しているもの現状のままや少しの初期費用で稼働させることができます。
今まで利用できていなかったものを有効活用することで、収入源に変えることができます。
利用する側としては、第一にコストを抑えることができます。
例えば、家を民泊として提供されている場合、ホテルや旅館と比べてコストを抑えて利用することができます。
また、車などであれば、個人でモノを購入する費用やそれらの維持費や場所が必要ですが、シェアサービスを利用することで結果的にそれほど必要でないものへの費用や時間を省くことができます。
2. 新たな消費や経済の発展がある
シェアサービスを利用することでコストを抑えて利用できるので、遠方へ出かける機会が増えたり、出先での消費が活発になります。
また、一度体験して満足度が高ければリーピーターとなり、継続的な活性化につながります。
3. 人とのつながりが生まれる
なかなかホテルの従業員の人と仲良くなったりするのは難しいですが、民泊などのシェアサービスでは、個人が提供しているため現地で交流した人たちと自然と良い人間関係を築くきっかけとなります。
デメリット
1. サービス提供者・利用者双方の安全と信頼の担保が難しい
シェアリングエコノミーの特性として、個人間でサービス提供・利用をするため、どのような人がサービスを提供・利用するのかという不安要素があります。
また、利用する側は受けたサービスの価格と質に隔たりを感じ不満を抱いたり、提供する側もマナーの悪い利用者によりトラブルが発生する場合があります。
2. 保険・補償制度の整備が整っていない
シェアリングエコノミーは、始まったばかりの新しいサービスのため、事故やトラブルが発生した場合、既存の保険が適応されなかったり、補償の範囲がどこまで適用されるか不明確だったりなど、満足な補償を受けられない可能性があります。
最近は、シェアリングエコノミーを対象にした保険商品も登場してきています。
3. 法律の整備が追い付いていない
保険・補償制度の整備と同様、法律の整備が追い付いていないという点も、シェアリングエコノミーの抱える課題の一つといえます。
サービス提供者が個人であるため、既存の事業者向けの法律がどのように適用されるか不明確なため、グレーゾーンな事業やサービスも多くあります。
しかし、そうしたサービスを違法であると明確に示したり、取り締まる体制がありません。
主なサービス
移動のシェア
移動を行う手段をシェアサービスとして提供します。
・カーシェアリング
・自動車のあいのり
・自転車のレンタルサイクル
物のシェア
洋服や家電などをレンタルしたりモノを売りたい人と買いたい人を繋げてリユースしたりします。
・洋服のレンタル
・家電のレンタル
場所のシェア
空いている部屋や自宅の駐車場などを提供します。
・民泊
・駐車場の一時利用サービス
人のシェア
個人のスキルや時間を提供します。
・個人スキルと需要のマッチング
・ペットのホストサービス
・子育て支援