言葉の意味と使い方

「渉外」とは?広報・営業との違いを解説!意味と使い方を知ろう!

「渉外」とは?広報・営業との違いを解説!意味と使い方を知ろう!

「渉外」は金融や百貨店、国際関係などの世界ではよく使われる言葉です。

自分の業界ではあまり馴染みがない、という人もいるかもしれませんね。

「渉外」とはどのような仕事を指すのでしょうか?

「広報」や「営業」といった仕事との違いも含めて、この機会に確認をしておきましょう。

今回は、「渉外」とは?広報・営業との違いを解説!意味と使い方を知ろう!についてご説明いたします!

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「渉外」の意味

「渉外」は「外部と連絡・交渉すること」「ある法律事項が国内だけでなく外国にも関係すること」という意味です。

「しょうがい」と読みます。

「渉外」の「渉」は「わたる」「広く見聞する」「かかわる」などの意味がある漢字で、「外」はそと、外部や外国といったことを表します。

つまり「渉外」は「外部とかかわること」となりますよね。

「渉外」には法律関係の意味もありますが、ビジネスシーンでよく使われるのは最初の意味の方で、会社の外部と連絡を取りあったり交渉をしたりすることを指します。

会社には、必ず「渉外」という係がいるわけではありませんし、「渉外」の他にも外部と連絡・交渉するような仕事は色々ありますよね。

「渉外」はどのような点が他と違うのか、はっきり確認しておきましょう。

広報の役割

会社で外部とやりとりするといえば、営業や広報といった仕事が思い浮かびますよね。

「広報」は「PR」とも言います。

「新商品のPR」などと言いますよね。

「PR」は「Public Relations」の略で、「public=一般の人々」と「relations=関係」を作るということです。

つまり「広報」は広く社会に向けて、その企業の活動内容を知らせていく仕事ということなのです。

「広告宣伝部」なども似たようなものですが、広告はお金を出して、自分たちで作ったCMや広告ページなどをメディアに載せてもらいます。

それに対して「広報」はメディアに自社の情報を発信して、それをメディア側が取り上げて番組や記事で紹介します。

具体的には

  • メディアの担当者と情報交換
  • プレスリリースを出す
  • 取材対応

などが「広報」の役割となります。

このように世間に向けて自社の商材や会社のことを発信するのが「社外広報」といいます。

また、社員に向けて商品情報や社内報などを発信する「社内広報」の仕事もあります。

営業の役割

外部と連絡・交渉する仕事といえば営業職ですよね。

外回りをするイメージがあります。

「営業」は、お客様に対して自社の商品やサービスなどを売る仕事のことです。

お店などで、買いに来た客に商品を売るのは「販売職」ですが、営業職の場合は購入意思があまりない客に対しても商品説明などをして購入意欲をわかせて購入、契約を取り付けることが主な仕事になります。

  • 他の企業に対して営業を行う「法人営業」
  • 個人の客に営業を行う「個人営業」

他にも飛び込みで新規開拓をする営業や、既存の顧客のところを回ってさらなる営業をかけるルートセールスなど、さまざまなスタイルの営業があります。

また、「営業部」は大抵の会社にある部署ですが、営業マンが営業をするだけでなく書類作成やデータ入力、電話応対といった営業事務の仕事も含まれます。

「渉外」と広報・営業との違いは?

さて、「渉外」は外部と連絡・交渉をする仕事ですが、「広報」や「営業」とはどう違うのでしょうか?

ざっくりまとめると、

  • 「渉外」は顧客の要望を聞いてそれに応える仕事
  • 「広報」は外部に自社の活動内容を知らせる仕事
  • 「営業」は商品などを売り込んで会社の利益を上げる仕事

という違いになります。

「渉外」は「広報」や「営業」と似ていて、重なる部分も多いです。

「渉外」と「営業」は特にほぼ同じといっても良いでしょう。

その上で、「渉外」は営業以上にさまざまな仕事を取り扱います。

  • 百貨店でお得意様(個人顧客)を担当し、商品の提案や様々なサービスを提供する
  • 金融機関で顧客に対して金融商品の紹介や資産運用のサポートをする

などがわかりやすい例でしょう。

商品を売るというだけでなく、そのお客様のサポートをする、お世話をするという感じがあります。

「営業」よりも「渉外」の方が、売上そのものよりは顧客など外部との関係強化のための役割というニュアンスが強いです。

なかなか区別は難しいところで、中小企業の場合「渉外」も「広報」も「営業」も区別されていないこともあります。

「渉外」の使い方

「渉外」は外部と連絡・交渉をする仕事で、百貨店や金融機関などの業種で特によく使われる言葉です。

例文で使い方を確認しておきましょう。

「渉外」の例文

  1. 彼はあの銀行の渉外担当者だ。
  2. 渉外係の仕事は多岐にわたる。
  3. 彼女は郵便局で保険渉外員の仕事をしている。

会社で「渉外」の仕事をする場合、一つの部署として「渉外部」があったり、そうでない場合は「渉外係」「渉外担当」などの名前で呼ばれることが多いです。

まとめ

「渉外」は外部との連絡・交渉を行う仕事のことでしたね。

広報や営業といった仕事とも重なり合い、さらにそれより幅広くいろいろな業務を担当すると考えておきましょう。

「渉外」という言葉自体は会社によってはあまり使わないかもしれませんが、会社の印象や業績を左右する重要な仕事だといえるでしょう。

ぜひ参考になさってくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
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三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。