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「親睦」という言葉を使ったことがあるでしょうか。
「親睦を深める」とか、「親睦会」などの使い方をし、ビジネスシーンでもおなじみの言葉ですね。
職場や色々な場で、「親睦会」や「懇親会」が行われることがあります。
「親睦会」と「懇親会」は、どちらも参加者同士の親交を深める会ですが、この二つの違いをご存知でしょうか。
今回は、「親睦」の意味と使い方! 「親睦会」と「懇親会」の違いは?についてご説明いたします!
「親睦」の意味
「親睦」は「互いに親しみあい、仲良くすること」という意味です。
「しんぼく」と読みます。
「親」は「親しい」、「睦」は「睦じい(むつまじい)」という字です。
両方とも、親しくする、仲良くするという意味の漢字ですね。
「親睦」は文字通り、親しみあって仲良くするということを表します。
「親睦」の使い方
「親睦」は親しみあって仲良くすることを指して使います。
「親睦を図る(お互いが仲良くなるように計画する)」「親睦を深める(より一層仲良くなる)」などの使い方をします。
また、次項で詳しくご説明しますが、親睦を図るための会を「親睦会」と言います。
【例文】
- 忘年会は一年の労をねぎらい、従業員同士の親睦を図る場でもある。
- このイベントを通して、会員相互の親睦を図る。
- 町内会では、世代を超えて住民の親睦を深めるため新年会を開催している。
- 新入生の親睦を深めるため、毎年春に合宿をする。
- 今年はオンラインで親睦会を行う。
- 飲み会ばかりではなく、バーベキューやキャンプなどのアウトドア系親睦会もいいものだ。
「親睦会」と「懇親会」の違いは?
「親睦会」は、「親睦」のための会ということで、集まったメンバー同士の親交を深めるための会ということですよね。
例えば会社員であれば、会社の人との飲み会や食事、お花見、忘新年会に歓迎会など、親交を深める会は色々あることと思います。
「親睦会」のほか、「懇親会」もまた集まった人の親交を深める会ということで、同じように使われていることばですね。
この「親睦会」と「懇親会」の違いについて簡単にご説明します。
- 「親睦会」は「仲良くなるための話し合いの場」
- 「懇親会」は「親交を深め、情報交換をする場」
という違いになります。
「親睦会」は、「親睦」を深めるための会ということで、人が集まって仲よくなるための会です。
まだあまり親しくない間柄の人たち、もしくは既に知っている間柄だけどより親しくなりたいという人たちが集まって、仲良くなることを目的として話し合いをする場です。
「親睦会」という場合は飲食を伴うことが多いですから、いわゆる飲み会、食事会、花見、二次会、歓迎会などについて使う言葉です。
楽しく交流を深めるフランクな場ということです。
一方「懇親会」の方は、ただ仲良くするだけでなく、情報交換も目的としている点が「親睦会」との違いです。
「懇親」は「親しく交際すること」で、言葉の意味としては「親睦」とほぼ同じです。
ですが、「懇」には「うちとける」という意味があり、「打ち解けて、親交を深める」という意味から「懇親会」は、ある組織やグループの中において使うことが多い言葉で、ただ仲良くするというだけでなく同じ目的を持つ者同士情報交換などをするという意味も含めて使われます。
多部署との交流のための食事会とか、異業種交流会、PTAの集まりなど、単なる飲み会ではなく情報交換という目的もあるため、「親睦会」よりはやや重みがある位置付けです。
実際には「親睦会」と「懇親会」には明確な線引きがあるわけではなく、同じように使われていることも多いのですが、厳密にはこのような違いがあります。
例えば自分が幹事として案内状やメールを出す時など、「親睦会」なのか「懇親会」なのか迷ってしまうかもしれません。
ぜひ違いについて理解しておきましょう。
「親睦」の類義語
「親睦」の類義語には次のようなものがあります。
- 懇親(親しく交際すること)
- 親善(親しんで仲良くすること)
- 親交(親しい付き合い)
- 昵懇(間柄が親しいこと)
- 友好(仲の良い交際)
「親睦」の対義語
「親睦」の対義語には次のようなものがあります。
- 抗争(互いに張り合い、争うこと)
- 反目(仲が悪く睨み合うこと)
- 不仲(仲が悪いこと)
まとめ
「親睦」は、互いに親しみあって仲良くするするという意味の言葉でした。
「親睦」を深めるなど、社会人になると何かと使う言葉です。
また、「親睦会」や「懇親会」も、仕事仲間やプライベートな仲間との円滑な関係を築く上で大切な場ですよね。
ぜひ言葉の意味を理解して使ってみてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!