送金・振込・振替の違いは？ゆうちょと他銀行で違う？

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日常生活で通販の代金や公共料金を支払う。

仕事で支払い代金や給与を振り込む。

いろいろな場面で銀行などに行ってお金を相手の口座に入れることがありますね。

「送金」「振込」「振替」など、金融機関からお金を払い込む時に使う言葉がいくつもあります。

どれも身近な言葉ですが、よく聞く言葉だけにどう違うのかはっきりわからないまま使っている人も多いのではないでしょうか。

今回は、送金・振込・振替の違いは？ゆうちょと他銀行で違う？についてご説明いたします！

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「送金」の意味

「送金」は「お金を送ること」という意味です。

「そうきん」と読みます。

「お金を送る」と書きますので、そのままの意味ですね。

金銭を第三者に送るということを表す言葉です。

「送金」の例文

1. 通販の代金を送金する。
2. 送金のお知らせをする。
3. 親に生活費を毎月送金している。

「振込」の意味

「振込」は「相手先の口座に金銭を払い込むこと」です。

「ふりこみ」と読みます。

銀行などの金融機関の預貯金口座にあてて金銭を払い込むことです。

「振込をする」「銀行振込」「振込手数料」など、日常の中でよく使う言葉ですね。

「振込」の例文

1. 銀行振込で代金を支払う。
2. 銀行ATMの振込手数料を調べる。
3. 請求書に振込先を記載する。

「振替」の意味

「振替」は「一時あるものをほかのものと取り替えること」「ある勘定科目と他の勘定科目を移し替えること」という意味です。

「ふりかえ」と読みます。

辞書等に載っているのはこうした意味ですが、銀行の「振替」は「支払い口座と同一名義・同一店舗にある口座に資金を移動させること」という意味になります。

自分の持っている二つの口座間で資金移動するということです。

「送金・振込・振替」の違いは？

「送金・振込・振替」はいずれもお金を払い込む、口座に入れるといった意味で使う言葉ですね。

使い分けに迷ってしまうことも多いので、違いを確認しておきましょう。

このように違いがあります。

まず「送金」は、金融機関を介してお金を送ることで、「振込」も含みます。

そのほか現金書留や小切手など、いろいろなお金の送り方があります。

「振込」は「送金」の一種で、銀行などの金融機関の口座にお金を払い込むことです。

一般的には第三者の口座にお金を払い込むということですが、自分の口座であっても他銀行や他支店の口座にお金を移動させる場合「振込」と言います。

「振込」は現金、口座からのものをどちらも可能で、手数料がかかります。

最後に「振替」は同一名義で、同一銀行で同一支店の口座間（普通預金、貯蓄預金、当座預金など）で資金移動をするということです。

同一店舗にある自分の口座に「振込」をするといってもよいでしょう。

ゆうちょと他銀行で違う？

さて、「送金・振込・振替」のそれぞれの意味はお分かりいただけたことでしょう。

しかし、いろいろある金融機関の中でも、ゆうちょ銀行を使う場合は「振込」や「振替」の意味が違っています。

ゆうちょ銀行は、もともと国営であった郵政事業が民営化してできたもので、他の銀行とは色々な点で違いがあり、こうした呼称も違っています。

お金をゆうちょ銀行口座から払う、またはゆうちょ銀行口座へ払うといった時は気をつけましょう。

まとめ

「送金・振込・振替」には意味の違いがあります。

「送金」は「お金を送ること」、「振込」は「相手先の口座に金銭を払い込むこと」、「振替」は「同一銀行同一支店内の本人の口座間で資金移動させること」です。

ゆうちょ銀行の場合は用語の違いがあり、「払込」や「電信振替」という言葉を使うこともあります。

何かと「振込」などで支払いをすることは多いので、自分の使う金融機関で、どの手続きをするのかということをきちんと理解しておきましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました！