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2023年の流行語大賞にノミネートされた「それは流石に嘘だよ」という言葉をご存じでしょうか。
「それは流石に嘘だよ」はとある瞬間から爆発的に流行した言葉ですが、その元ネタやフリーレン構文について今回は詳しくご説明していきます。
「それは流石に嘘だよ」とは
「それは流石に嘘だよ」とは、「葬送のフリーレン」というアニメが地上波で放映された直後に突如ネットミームと化して流行した言葉です。
主人公であるフリーレンとその相棒であるフェルンの掛け合いの会話の中で出てくるとされている言葉ですが、作中にそのような掛け合いは存在しないんです。
長寿であるフリーレンのリアクションを「現実でのオタク、中でも高齢となったオタクあるある」としてジョークいう意味があるんですよ。
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「それは流石に嘘だよ」の元ネタ
元ネタは「葬送のフリーレン」ではなく、「葬送のフリーレン」と「ベイブレードX」がコラボした漫画作品です。
作中で何年・何十年も前の出来事をつい最近の出来事のように語るフリーレンに対し、フェルンがツッコミながらボケたセリフに対して、「それは流石に嘘だよ」とフリーレンが発言するんです。
原作から広まったわけではなく、今ではフリーレン構文と呼ばれる構文で祭祭祭さんが投稿した仮面ライダー関連のポストから広く普及したと考えられています。
「フリーレン構文」とは?
この「それは流石に嘘だよ」という言葉を使うためには「フリーレン構文」と呼ばれる構文を使うのが一般的です。
それが
フリーレン様。○○は最近の○○ではありません。○○は私、産まれてませんからね。それに今年は○○10周年ですよ。
もうそんなにか。人の時間は早いね
ちなみに今年は○○5周年でもあります。
フェルン。それは流石に嘘だよ。○○は去年だよ
というものです。
この〇〇を自分の好きな物に当てはめて自由に使う事が出来るため、X上には面白いフリーレン構文が溢れかえっています。
祭祭祭さんがきっかけとなった構文ではありますが、本人には「構文」としての自覚は無く本当に何気なく投稿したんだそう。
後日「なんかテンプレがあったんかな」とまるで人ごとのようにポストしているのも面白いですね。
また違うパターンとして、フリーレンが人間の事を知る旅の途中で「割とどうでもいい事」に興味を持ってしまうという構文もあります。
それが
「わたしはエルフだから人間のことがよくわからなくて、“人間を知る”ために旅をしているんだ。その途中で“〇〇〇”を知ったんだよ」
というものです。
「それは流石に嘘だよ」の例文
構文1
わたしはエルフだから人間のことがよくわからなくて、“人間を知る”ために旅をしているんだ。その途中で“メンズ地下アイドル”を知ったんだよ
構文2
フリーレン様。仮面ライダーキバは最近の最近の仮面ライダーではありません。キバが放映された時は私、産まれてませんからね。それに今年は仮面ライダー鎧武10周年ですよ。
もうそんなにか。人の時間は早いね
ちなみに今年は仮面ライダーギーツ5周年でもあります。
フェルン。それは流石に嘘だよ。ギーツは去年だよ
まとめ
「葬送のフリーレン」のアニメからではなく、コラボ作品から生まれたネットミームなんですね。
長く生きているからこそ年月の流れがわからなくなってしまい、どこかズレているそのやり取りが人気となった理由の1つではないでしょうか。
この構文を使いこなすことが出来ればまさにネットミーム上級者と言えるのではないでしょうか。