お詫びの言葉

「すみません」と「すいません」の違いは?呼びかけや上司に使うのはNG?

「すみません」と「すいません」の違いは?呼びかけや上司に使うのはNG?

「すみません!」

しょっちゅう使う言葉ですよね。

仕事をしていると毎日、いえ1日に何度も色々な場面で使うような言葉だと思います。

謝る時や「すみませーん」と呼びかけることもあります。

また「すいません」とも言いますよね。

身近な言葉ですが、上司など目上の人にも使ってよいものでしょうか?

「すみません」と「すいません」って何が違うのでしょうか?

ぜひ確認しておきましょう!

今回は、「すみません」と「すいません」の違いは?呼びかけや上司に使うのはNG?についてご説明いたします!

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「すみません」の意味

すみませんとすいませんの違い

「すみません」は「世話をかけたり骨を折らせたりする(した)時に、その労をねぎらい迷惑をかけたことをわびる言葉」です。

漢字で書くと「済みません」です。

漢字があることを知らなかった人も多いのでは?

相手に謝る時、依頼をする時、また感謝する時にも使う言葉です。

「済む」を否定形にした言葉ですね。

もともとは「気持ちがすまない」「気持ちがおさまらない」ということです。

相手に失礼なことをしたり、相手が自分のために骨を折ってくれたりしたときに、このままでは自分の気持ちが済まないので、謝ったりお礼を言ったりするという言葉になりました。

【例文】

  1. ご迷惑をおかけして、どうもすみません。
  2. 書類を持ってくるのを忘れました、すみません。
  3. すみません、この荷物を半分持ってくれませんか?
  4. すみませんが、少しお時間をいただけませんか。
  5. 遠いところお越しいただいてすみません。
  6. こんな結構なものをいただいて、すみません。

「すみません」と「すいません」の違いは?

実は「すいません」は、「すみません」を言いやすくした言葉なのです。

ですから、「すいません」の方が口語的であるというだけで、意味は同じです。

会話の中では「すいません」の方が「すみません」より発音しやすいですよね。

ですが、正式な言葉は「すみません」の方です。

ですから、メールや手紙などで文字にする場合は「すみません」の方が適切です。

さらに、「すまん」「すんません」などの形もありますが、かなりくだけた話し言葉ですから、よほど親しい仲でないと使いません。

呼びかけや上司に使うのはNG?

「すみません」「すいません」は日常的にしょっちゅう耳にする言葉だと思います。

ちょっと呼びかける時や、謝る時などに使いますよね。

ですが、「すみません」や「すいません」はビジネスシーンでは使わない方がよい言葉です。

「すいません」よりも丁寧な「すみません」であっても、やはり丁寧な敬語ではなく軽めの表現になります。

ビジネスシーンでは、仲の良い先輩などには「すみません」でよいかもしれませんが、上司や取引先、お客様などに対しては「すみません」「すいません」を使うことは避けましょう。

色々な場面での「すみません」の使い方と、ビジネスシーンにふさわしい言い換え方を確認しておきましょう。

呼びかけのとき

人に呼びかけるとき、「すみません」(すいません)ということがありますよね。

例えば「すみません、注文いいですか?」「すみません、今お時間よろしいですか?」「すみません、ちょっと通ります」というようにです。

これは、人を呼び止めるための呼びかけであり、ちょっと何かをしてください、という「依頼」でもありますね。

ビジネスシーンでは「すみません」というくだけた言い方は避けたいので

  • 恐れ入りますが
  • 恐縮ですが

などの言葉で依頼するようにするとよいでしょう。

謝罪する時

「ごめんなさい」と謝る時にも「すみません」と言いますよね。

これも、上司など目上の人に対しては「すみません」よりも丁寧な他の言い方に変えたいところです。

  • 申し訳ございません
  • お詫び申し上げます
  • 深く反省しております

などのような言い回しできちんとした謝罪の意を表しましょう。

感謝するとき

感謝の意を述べる時に、「ありがとう」ではなく「すみません」を使うこともあります。

例えばお茶を出されたとき、道をあけてもらったとき、落としたものを拾ってもらったときなど、とっさに「ありがとう」よりも「すみません」が出るという人も多いでしょう。

これも別に失礼な言い方ではありませんが、ビジネスシーンでは感謝の気持ちや敬意がしっかり伝わるように「ありがとうございます」などとシンプルに表した方がよいでしょう。

メールや手紙などでは「ありがとうございます」でも口語的すぎる場合もありますから、場合に応じて「心より御礼申し上げます」「感謝いたしております」など、よりかたい言い回しをするようにしましょう。

  • ありがとうございます
  • 感謝申し上げます

まとめ

「すみません」は色々な場面で使いやすい身近な言葉です。

とっさに口から出るということも多いと思います。

失礼な言葉ではないのですが、目上の方に対しては少し敬意が足りない言葉でもあります。

もっと丁寧な言葉遣いをすべきシーンでも困らないように、色々な言い方をぜひ知っておきましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
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三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。