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「承認欲求モンスター」という言葉をご存知ですか?
「承認されたい」「認められたい」という気持ちは誰にでもある自然な感情です。
しかしその気持ちが強くなりすぎると、周囲を疲れさせてしまう「承認欲求モンスター」になってしまうことがあります。
今回は「承認欲求モンスター」の意味や元ネタ、特徴、そして対処法について解説いたします。
目次
「承認欲求モンスター」とは?
「承認欲求モンスター」とは、人に認めてもらいたいなどの承認欲求が暴走し、奇抜な行動や言動を繰り返す行き過ぎた状態の人を「モンスター」とし、承認欲求とモンスターを合わせたネットスラングです。
承認欲求乞食、承認欲求おばけと呼ぶこともあります。
SNSの「いいね」やコメントにこだわりすぎたり、自分のすごさを強調しすぎたり、他人の評価に振り回されるような人のことを、ユーモラスに、でも少し皮肉をこめてそう呼ぶようになりました。
類語
- 承認欲求オバケ
- 承認欲求乞食
「承認欲求モンスター」の元ネタと広がったきっかけ
承認欲求モンスターという言葉の元ネタはあるのかどうかも情報はありませんでした。
しかし、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』でもこの言葉が使われ、キャラクターが「承認欲求モンスター」に変身するシーンが話題になりました。
これにより、多くの人にこの言葉が知られるようになったと言われています。
承認欲求モンスターの特徴と行動パターン
- 自分のことばかり話す
- SNSで「リア充アピール」が多い
- 他人の意見にすぐ反応して落ち込んだり怒ったりする
- ほめられないとすぐに不機嫌になる
- 失敗を他人のせいにする
- 他人と比較しては嫉妬する
- 目立つことばかりを考える
こういった行動が繰り返されると、周りの人も疲れてしまい、人間関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。
こういった行動が多い人は「承認欲求モンスター」と言われることが多いようです。
承認欲求モンスターになっしまうのか?その心理的な背景
実は、承認欲求が強すぎる人の多くは、自信がなかったり、劣等感を持っていたり、不安な気持ちを抱えていたりします。
誰かに認めてもらうことで、自分の不安を少しでもやわらげたいという思いが強くなるのです。
特に、子どものころに親や周囲から十分に認められなかった経験がある人は、大人になってからも「もっと認めてほしい」という気持ちを強く持つことがあります。
承認欲求ってそもそもなに?
承認欲求とは、「他人に自分を認めてほしい」「ほめてほしい」と思う気持ちのことです。
これは人間が誰でも持っている自然な感情で、がんばるためのやる気になったり、友達や周りとの関係をよくするきっかけにもなります。
ただし、この承認欲求が強くなりすぎると問題が起こります。
「みんなに注目されたい」「評価されないと不安」といった気持ちが暴走し、自分でも気づかないうちに周囲に迷惑をかけてしまうことがあるのです。
SNSが承認欲求モンスターを増やしている?
スマホやSNSが当たり前になった今の時代では、誰でも簡単に自分の生活を見せたり、発信したりできます。
その一方で、SNSは「いいね」やコメントという目に見える形で他人の評価がはっきりわかるため、評価されることへのこだわりが強くなりがちです。
「もっと見てもらいたい」「もっとバズりたい」と思って、自分をよく見せるために無理をしてしまうことも少なくありません。
そして、思ったほど反応がなければ落ち込み、自信をなくすという悪循環に陥ることもあります。
自分が承認欲求モンスターかも…と思ったらやってみること
- 自分の感情に正直になる
- 「誰かにほめられるため」ではなく、「自分のため」に行動してみる
- 他人と比べるのをやめる(SNSを見る時間を減らしてみるのもおすすめ)
- 小さな成功体験を積んで、自分の自信を少しずつ育てる
- 心が疲れたときは、信頼できる友達や家族、カウンセラーに相談する
大切なのは、「他人の評価がすべてじゃない」と気づくことです。
まずはSNSでのキラキラした投稿を見るのをやめたり、他人と比較するのをやめてみるといいでしょう。
周りに承認欲求モンスターがいたらどうする?接し方のコツ
- 過度に褒めない
- スルーし過ぎない
- プライベートな距離感を大事にする
- 相手の話は半分くらいに聞く
- どうしてもストレスになる場合は、無理をせず距離を取る
承認欲求モンスターの人は、認められるためにマウントを取るような発言をしたり相手を下げるような発言をすることもあります。
また、難しいさじ加減ではありますが、褒め過ぎても気持ちよくなって仲良くなろうとしてきますし、スルーし過ぎても「この人は全然認めてくれない」と余計に絡んでくることがあります。
自慢やマウントが気にならない人はいいですが、もし気になってしまう人は薄く反応したり褒めつつ、少しずつ距離をとってストレスを減らすようにしましょう。
まとめ
承認されたいという気持ちは、誰にでもある自然なものです。
しかし、それが大きくなりすぎると「承認欲求モンスター」になってしまい、自分自身も、周りの人もしんどい思いをすることになります。
他人ごとと思わず、自分にもそういうところがなかったかな?と思うことも大事かなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。