時候の挨拶

「小暑の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文

「小暑の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文

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小暑の候は夏の始まりにぴったりの時候の挨拶です。

太陽が高くなり、気温もどんどんと上がるまさに夏のスタートとも言える小暑にぜひ使いたいですね。

ところで小暑とはいったいいつからいつまでの事を指すのでしょうか?

今回は「小暑の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文について解説いたします。

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「小暑の候」の時期はいつからいつまで?

「小暑の候」は7月上旬から中旬に使う事が出来ます。

7月23日を過ぎると気温もどんどん上がり「小さい暑さ」では済まなくなってくるので、23日以降は大暑の候など別の時候の挨拶への切り替えがおすすめです。

「小暑」とは、「この時期から暑さが強まっていき、本格的な夏の始まりが来ること」を意味する二十四節気の言葉です。

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「小暑の候」の意味と読み方

「小暑の候」は二十四節気の1つで、この小暑を皮切りにどんどん気温が上がっていきます。

ですので、「夏本番間近ですね」という意味をもっています。

読み方は「しょうしょのこう」です。

蝉が鳴き始めるのもこの頃と言われています。

これからくる本格的な夏へのわくわくドキドキ感を一緒にのせて伝えることのできる美しい言葉ですね。

「小暑の候」の使い方例文

ビジネス

【書き出し】

  1. 拝啓 小暑の候、御社いっそうのご繁盛慶賀の至りに存じます。
  2. 拝啓 小暑の候、貴社にはますますご清勝のこととお慶び申し上げます。
  3. 拝啓 小暑の候、貴社におかれましては一段のご隆盛と拝察いたします。

【結び】

  1. 本格的な夏を前に、貴社ますますのご繁栄をご祈念いたします。
  2. 季節の変わり目ですので、貴社の皆様におかれましてもどうぞご壮健でお過ごしください。
  3. これから暑さも厳しくなってまいりますが、貴社いっそうのご繁盛をお祈り申し上げます。

目上の方

【書き出し】

  1. 拝啓 小暑の候、〇〇様におかれましては変わらず健やかにお過ごしのことと存じます。
  2. 拝啓 小暑の候、ご一同様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか。
  3. 拝啓 小暑の候、〇〇様もお元気でお過ごしの事と拝察いたします。

【結び】

  1. 夏本番も間近となりました。暑くなってまいりますのでお体には十分ご留意ください。
  2. 木々も色濃く、夏らしくなってまいりました。ご一同様におかれましてもどうぞお変わりなくお過ごしください。
  3. 暑さに負けないような〇〇様のいっそうのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

カジュアルな挨拶文

【書き出し】

  1. 七夕飾りが街を彩る季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
  2. 汗ばむ日も増えてまいりましたが、お変わりなくお過ごしですか。
  3. 長かった梅雨も明け本格的な夏がやってきました。お変わりありませんか。

【結び】

  1. どんどん暑さが厳しくなってまいります。くれぐれもお体にはお気を付けください。
  2. 梅雨明けで暑さもひとしおです、お互い元気に夏を乗り切りましょう。
  3. 今年も風鈴を出す時期になりました。どうぞ楽しい夏をお過ごしください。

「小暑の候」以外の時候の挨拶

七夕の候

「たなばたのこう」と読み、その名の通り7月上旬から七夕の日まで使う事が出来る時候の挨拶です。

風に揺れる色とりどりの短冊飾りが目に浮かぶような、日本らしい風情を感じることのできる綺麗な言葉ですね。

まとめ

どんどんと気温も上がり、これからがまさに夏本番ということを感じさせてくれる小夏の候は、夏の始まりにぜひ使いたいですね。

「これからどんどん暑くなる」という意味なので、冷夏予想が出ている年に使ってしまうと違和感の原因となるので注意が必要です。

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