言葉の意味と使い方

ビジネスメール夏の季節の挨拶と締めの言葉!カジュアルな例文も紹介

ビジネスメール夏の季節の挨拶と締めの言葉!カジュアルな例文も紹介

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ビジネスメールを送るとき、挨拶や結びの言葉をきちんと書くことは大切ですね。

ビジネスマナーに沿ったメールのひな形を用意しておいて、常に同じように書くという手もあります。

ですが、その時々の季節感のある表現で挨拶や締めの言葉を使えると、ぐっと印象がよくなります。

今回は、ビジネスメールで夏の季節に使える挨拶や締めの言葉についてご説明いたします!

基本のビジネスメールでの書き出し

手紙では、「拝啓 ○○の候、○○様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます」などと前文を書きます。

ですが、仕事中にパソコン画面などで読むメールの場合は読みやすく、内容をわかりやすくすることが大切ですので、「拝啓」「敬具」などは省略するのが一般的です。

  • いつもお世話になっております。
  • 平素より大変お世話になっております。
  • 平素は格別のご高配を賜りありがとうございます。
  • お久しぶりです。その後いかがお過ごしでしょうか。
  • 先日は大変お世話になり、ありがとうございました。

このように、状況に合わせて簡潔に挨拶を述べ、速やかに本題に入るようにするのがよいでしょう。

>>大雨や台風など悪天候の時の気遣いビジネスメール文例

夏の時候の挨拶と結びの言葉

とはいえ夏にメールを送るときは、季節感のある文章にしたい場合もありますね。

受け取った方も、季節に合わせた気遣いの言葉などが書かれていると、心がこもっていると感じられて嬉しいものです。

目上の方にかしこまった文体で書きたい場合は、手紙文と同じように「○○の候」などとして時候の挨拶を述べることもあります。

夏ですので、「盛夏の候」とか「晩夏の候」など、時期に合わせて使います。

また、結びの言葉も気候に合わせて、「暑いですが体に気をつけて」という内容で工夫するとよいでしょう。

夏の時期である、6月から8月に使える例文を簡単にご紹介します。

6月の挨拶と結びの言葉

>>6月の時候の挨拶と結び・カジュアルな例文

>>雨の日や梅雨時のビジネスメールでの気遣い言葉・かける言葉

【書き出し】

  • 長雨の候
  • 梅雨の候
  • 清々しい初夏の季節となりました。
  • 梅雨明けが待ち遠しい今日この頃

【結びの言葉】

  • 天候不順のみぎり、どうぞご自愛くださいませ。
  • 季節の変わり目ですが、どうぞお健やかにお過ごしください。
  • 爽やかな初夏のみぎり、ますますのご健勝をお祈り申し上げます。

7月の挨拶と結びの言葉

>>7月の時候の挨拶(上旬・中旬・下旬と8月にかけて)結び・カジュアルな例文

【書き出し】

【結びの言葉】

  • まずは暑中のお見舞いを申し上げます。
  • 炎暑の折、どうかご自愛くださいませ。
  • いよいよ暑くなりますが、ますますのご健勝をお祈り申し上げます。

8月の挨拶と結びの言葉

>>8月の時候の挨拶(上旬・中旬・下旬と9月にかけて)結び・カジュアルな例文

【書き出し】

  • 晩夏の候
  • 残暑の候
  • 立秋とは名ばかりで暑さが続いておりますが
  • 暑さも盛りを過ぎ、虫の声に秋の気配を感じる今日この頃

【結びの言葉】

  • 残暑なお厳しき折柄、なにとぞご自愛の上お過ごしください。
  • まずは残暑のお見舞いを申し上げます。
  • 晩夏の折、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

カジュアルな夏の挨拶&締めの言葉

ビジネスメールとはいっても、いつもこのようにかしこまった文章とは限りません。

外部の人だけれども、親しくしている人なので、もう少しくだけた文体で気軽なメールを送りたいということもあるでしょう。

そんなちょっとカジュアルなビジネスメールで使える、夏の挨拶や締めの言葉をご紹介します。

>>ゴールデンウィーク(GW)や夏季休暇の期間を聞く時のビジネスメール文例

6月の挨拶と締めの言葉

>>6月の時候の挨拶と結び・カジュアルな例文

【書き出し】

  • 梅雨入りも間近ですが、皆様お元気でしょうか。
  • 長雨が続きますが、いかがお過ごしですか。
  • この梅雨が明けるといよいよ夏本番ですね。

【締めの言葉】

  • 長雨が続きますが、体調をくずされませんように。
  • 梅雨明けを心待ちにする日々、どうぞお元気でお過ごしください。
  • 季節の変わり目ですが、お体にはお気をつけくださいね。

7月の挨拶と締めの言葉

>>7月の時候の挨拶(上旬・中旬・下旬と8月にかけて)結び・カジュアルな例文

【書き出し】

  • 蒸し暑い日が続きますが、体調を崩されていませんか。
  • 清々しい夏空が広がるこのごろ、皆さまお変わりありませんか。
  • 夏本番、暑い日が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか。

【締めの言葉】

  • 健康に十分注意し、お互い元気に夏を乗り切りましょう。
  • 厳しい暑さが続きますが、夏バテなどされませんように。
  • お体にお気をつけて、夏を満喫してくださいね。

8月の挨拶と締めの言葉

>>8月の時候の挨拶(上旬・中旬・下旬と9月にかけて)結び・カジュアルな例文

【書き出し】

  • 毎日暑いですが、夏バテなどしていませんか?
  • お盆も過ぎて朝夕はだいぶ過ごしやすくなってきました。
  • 残暑が続きますが、いかがお過ごしですか。

【締めの言葉】

  • しばらくは残暑が続くようですから、お体にお気をつけてお過ごしください。
  • 夏の疲れが出やすい時期ですので、くれぐれもお身体を大切にお過ごしください。
  • 朝夕は涼しくなってきましたが、季節の変わり目、体調にはご注意ください。

まとめ

ビジネスメールを送るときも、事務的に用件を書くだけではなく、季節に応じた挨拶や締めの言葉を使うことができるとぐっと印象も良くなりますね。

6月なら夏に向かう時期、そして梅雨の時期です。

梅雨の肌寒さや、夏に向かう蒸し暑さがあります。

7月は梅雨が明けて夏本番の暑い時期です。

8月は秋が近づくとはいえ、まだまだ猛暑、残暑厳しい時期です。

それぞれの時期に合わせ、また相手の住んでいる地域の気候も考慮に入れて、ピッタリくる言葉を選びましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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