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メディアなどでも使われている「就職氷河期世代」について解説していきます。
聞いたことはあっても、今は何歳の人を指すのかなど詳しい事はわからないという人も多いかと思います。
今回は「就職氷河期世代」について基本的な事から、「就職氷河期」とはいつ頃なのか、一番ひどい年はいつなのか、など詳しい事までご説明いたします。
「就職氷河期世代」とは
「就職氷河期世代」とは、バブルが崩壊後1993年から2005年卒業で就職活動をしていた世代で、新卒であっても就職することがなかなか難しかった時代を指す言葉です。
正社員で就職するハードルがとても高く、パートや派遣といった非正規雇用で働かざるを得ない人が続出した時代です。
団塊ジュニア世代とかぶる年代です。
「就職氷河期世代」は今は何歳?
1970年から1984年頃に生まれた世代が「就職氷河期世代」と呼ばれています。
大卒の人であれば1970年頃から1980年に生まれた世代です。
団塊ジュニア世代とかぶる年代です。
2023年の現在から見ると39歳から53歳の年齢の人達ですが、この就職氷河期の影響が大きく、現在でも派遣社員などの非正規雇用で働いている人も多いと言われています。
非正規雇用であっても働いていればいい方だと言われており、中には非正規での転職活動を繰り返してしまったり、就職難の厳しさで心が折れてしまい引きこもりになってしまっている人も多いんだとか。
「就職氷河期」とはいつ頃?
1990年代の初めから2000年代の半ばが「就職氷河期」と呼ばれています。
バブル景気で人材を大量に募集していた大手企業がバブル崩壊とともに人件費を大きく削減したことから、日本の全ての場所において、正規雇用での就職が難しいものとなりました。
即戦力になるような技術を習得している人でも専門職に就くことが出来ない事が多かったと言われています。
就職氷河期の一番ひどい年はいつ?
「就職氷河期」の中でも一番ひどいと言われているのが「超氷河期時代」と呼ばれる年代で、特に2000年が一番ひどい年と言われています。
2000年の「超氷河期」の年では、有効求人倍率は0.59%、大卒の就職率は55.8%となりました。
同年の大卒の22.5%が「学卒無業者」となり、その流れで今でも非正規雇用となってしまった人がいるので、とても過酷な年と言えますね。
まとめ
今もなおその影響があり、生涯年収が低くなってしまっている「就職氷河期世代」の人々。
現在では資格取得など様々な視点からの支援の輪が広がっています。
個人だけではなく、採用企業への助成金など間接的な支援も含まれているので、現状から抜け出したいと考えている「就職氷河期世代」の人々はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。