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趣味のサークルをやめる、ショッピングサイトの会員をやめる。
今のスマホ会社をやめて他の会社に変える。
日常生活のいろいろな場面で使う機会があるのが「退会・脱会・解約」といった言葉です。
どれも身近な言葉ですが、どの場面でどの言葉を使うのか迷ってしまうことはありませんか?
それぞれの違いや使い方を詳しく確認しておきましょう。
今回は、退会・脱会・解約の違いとは?意味と使い分け方についてご説明いたします!
「退会・脱会・解約」の違いは?
「退会・脱会・解約」はどれも何かをやめる、という時に使います。
似ていますが、それぞれの意味は次のように違っています。
- 「退会」は「会員ではなくなること」
- 「脱会」は「会から抜けること」
- 「解約」は「契約を解除すること」
「退会」はその会を退いて会員でなくなるということです。
「脱会」は会をぬけるということを表す言葉です。
「解約」は成立している契約を消滅させるという意味です。
それぞれにこのような意味の違いがありますので、一つずつ詳しくみていきましょう。
「退会」の意味
「退会」は「会から脱退し、会員でなくなること」です。
「たいかい」と読みます。
自分が会員になっていた会から抜け、会員でなくなるという意味です。
「退」は「しりぞく」「やめる」といった意味です。
学会、趣味の会、通販サイト、各種サービスなど、いろいろな会員制のものをやめる時に使います。
「退会」の例文
- 就職のため趣味のサークルを退会する。
- LINEグループを退会する。
- 通販サイトの退会手続きをする。
「脱会」の意味
「脱会」は「属していた会から抜けること」です。
「だっかい」と読みます。
「脱」は「脱出」などの「脱」で、「ぬける。ぬけだす。自由になる」などの意味があります。
漢字の意味からは「会を抜け出す」といった意味になりますね。
その会をやめる、ぬける、という意味の言葉です。
例えば、それまである宗教の信者であった人がその宗教をやめる、ということを指して使われるのがよくある例です。
「脱会」の例文
- 方向性の違いから脱会する。
- 彼はある宗教団体を脱会した。
- 宗教団体への入信から脱会までの記録を本にする。
「解約」の意味
「解約」は「契約を取り消すこと」です。
「かいやく」と読みます。
「契約」の「約」と書きますので、契約が成立している時に、その契約を事後的に消滅させるということです。
日常的には、携帯電話の「解約」、クレジットカードの「解約」、サブスクリプションの「解約」などとよく使う言葉です。
「解約」の例文
- 携帯電話の解約方法を調べる。
- 使っていないサブスクを解約する。
- 保険料が高いので生命保険を解約した。
「退会・脱会・解約」の使い分け方
「退会・脱会・解約」はどれも何かをやめるときに使う言葉なので、使い分けがなかなか判断しにくいですね。
- 「退会」は「会員でなくなること」
- 「脱会」は「会から抜けること」
- 「解約」は「契約を解除すること」
基本的にはこのように判断します。
「退会」と「脱会」は両方何かの会をやめるということです。
「退会」は、会員ではなくなりたいときに使う言葉ですので、「ショッピングサイトの会員ではなくなりたい」などという時に使います。
「脱会」は「抜け出す、離脱する」ということを強調する言葉です。
会から離れて無関係になりたい、というような時に適しています。
そのため、「宗教団体から抜け出したい」などというときに使われます。
「解約」は他の二つのように「会をやめる、ぬける」ということではなく、「契約を解く」という意味です。
携帯電話の契約、保険の契約、クレジットカードの契約などなど、契約しているものを無効にしたい、というときに使う言葉です。
- 「退会」は会員ではなくなりたいときに使う
- 「脱会」は会を抜け出したい時に使う
- 「解約」は契約を無効にしたい時に使う
まとめ
「退会・脱会・解約」はどれも日常や仕事のさまざまな場面で使う身近な言葉です。
「退会」は「会員でなくなること」、「脱会」は「会から抜けること」、「解約」は「契約を解除すること」という違いがありました。
保険や仕事の契約だけではなく、最近はスマホやSNS、ネットショッピング、サブスクなどさまざまなものについて契約や会員登録をしますよね。
「退会・脱会・解約」の違いを理解して、ぜひ使い分けてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!