時候の挨拶

「短日の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文

「短日の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文

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「短日の候」は冬に使う時候の挨拶の1つです。

冬は昼間の時間が短く、その事を表現している言葉だというのはわかりますが正しい使用時期はいったいいつなのでしょうか。

今回は「短日の候」について、いつからいつまでが使用時期なのかはもちろん、結びや例文、使い方など詳しくご紹介していきます。

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「短日の候」の時期はいつからいつまで?

「短日の候」は12月の半ば頃から冬至の前後まで使う事が出来ます。

昼間が一番短くなる「冬至」の特徴を端的に表現した、美しい言葉だとも言えますね。

「短日の候」の意味と読み方

「短日の候」は、「冬至を迎え、昼間の時間が短い季節になりましたね」という意味の言葉です。

読み方は「たんじつのこう」です。

冬至を境として昼間の時間は徐々に長くなっていきますが、夏と比べるとやはり日没時間は早いですよね。

そんな冬ならではの日の短さを表現したのが「短日の候」なんですよ。

「短日の候」の使い方例文

ビジネス

【書き出し】

  • 拝啓 短日の候、貴社いよいよご発展の段、お慶び申し上げます。
  • 拝啓 短日の候、貴社におかれましてはいよいよご多忙の折と拝察いたします。
  • 拝啓 短日の候、貴社ますますご躍進の事、大慶の至りと存じます。

【結び】

  • 冬本番を感じる季節、貴社ますますのご繁盛を心よりお祈り申し上げます。
  • 年末に向けご多忙の事と存じますが、何卒ご壮健にお過ごしください。
  • 迎春の支度忙しい時節、貴社におかれましては更なるご活躍をご祈念いたします。

目上の方

【書き出し】

  • 拝啓 短日の候、〇〇様いよいよご多忙の折、拝察いたします。
  • 拝啓 短日の候、皆様におかれましては変わらずご繁栄の段、大慶に存じます。
  • 拝啓 短日の候、〇〇様におかれましてはいよいよご清祥の事と拝察いたします。

【結び】

  • 年の瀬の足音も間近となり、忙しい時期ではございますがどうぞご壮健にお過ごしください。
  • ご多忙の折ではございますが、どうぞ変わらずお健やかにお過ごしください。
  • 何かと忙しい時節、風邪も流行しておりますのでどうぞくれぐれもご留意ください。

カジュアルな挨拶文

【書き出し】

  • 年の瀬も迫る慌ただしい季節となりましたが、〇〇様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
  • 師走ももう半分を過ぎようとしておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
  • ポインセチアの赤色が街を彩る季節となりました。〇〇様におかれましては変わらずお健やかにお過ごしの事と存じます。

【結び】

  • 風花舞う季節、寒さも本格的になってまいりました。くれぐれもお体にはお気を付けください。
  • 夜にはイルミネーション輝く季節となりました。くれぐれも風邪など召されませんようお気をつけてお過ごしください。
  • 年末に向けてご多忙の日々が続いている事と思います。どうぞご健康にはお気を付けください。

まとめ

12月中旬から下旬にかけて使う事が出来るのが「短日の候」なんですね。

大晦日に近くなってしまうと、別の時候の挨拶のほうがふさわしくなってしまいますので使う際はお気を付けください。

寒さも厳しくなる時期なので、体調を気遣う言葉とセットで使うとより柔らかい印象になりますよ。

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