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大学卒業後から貿易事務という仕事をしており、30歳を目前としたときに自分が今まで培った経験を活かした資格を取って自信をつけたいと思ったのがきっかけです。
経緯は貿易に関する資格を調べる中で通関士が唯一貿易関係の国家資格あること、専門性に優れている観点から受験しようと決めました。
現在はメーカーの資材部で海外調達の仕事に従事してます。
今回は通関士の年収についてや、私が通関士を取得後も通関士を選ばなかった2つの理由をお伝えしたいと思います!
目次
通関士の仕事の年収について
私は通関士ではないので正確な年収に対してお答えできませんが、知り合いの通関士さん数名に聞いたところ年収350万~550万であると伺いました。
これは勤務先にもよるので目安としてください。
また通関士に合格すると資格手当で5000円~10000円だそうです。
通関士取得後も通関士を選ばなかった2つの理由
直接的活かすならば通関士として働く場合は、通関業者に就職又は転職をして確認を受けて従事するしかないと思います。
ただ私は通関士試験に合格しましたが、通関士に転職する事はありませんでした。
私が通関士にならかった理由として、二つあります。
1、英語よりも数字と向き合う仕事だから
まず通関士を選ばなかった理由として、英語というより「数字」と向き合う仕事であることということです。
通関士って輸出入に関わる仕事だから英語を使う又は外国の関わる仕事なイメージがあるかもしれません。
しかし、実際は英語はインボイス等に記載された英文程度でどちらかというとHSコード(数字)と日々向き合う仕事です。
私は、どちらかというと多少英語を使って海外の人直接仕事がしたかったので、転職はやめました。
2、実は体力仕事である
次に、通関士は体力仕事な面を持つことです。
前職が通関業者に従事していたので、通関士の方々の日々の仕事を間近で見てきましたが、税関検査などがあると検査の場所まで行かれて検査に同行していました。
またこれは業者によるかと思いますがエア担当の通関士の方々は飛行機は24時間離陸・着陸しているため、急ぎの案件があると遅くまで通関手続きを行う仕事で遅くまで仕事されている人も多くいました。
そのため、年々体力は衰えてくるので、長く働くのは難しいと私は思ったからです。
メーカー/商社の貿易部門でも通関士を活かせる
間接的に通関士の資格を活かすとなると、まずメーカー/商社の貿易部門があります。
こちらは英語を使用する機会が通関士よりはあり、英語に対してアレルギー反応がある方にはオススメはしません(笑)
ただ、近年、多くのメーカー、商社でコスト削減を目的に各国のEPA協定を活かした減免税の資料作成、原産地証明書の発行をしてる会社が多くあります。
その際にHS CODEについて勉強する必要があるので活かせるのではないかと思います。
実際、私はメーカーで上記に述べた業務を行う機会があり、通関士の勉強したことでHS CODE理解が更に深まったと思いました。
通関士に向いている人・向いてない人
【向いている人】
単調な作業を苦と思わない人、コツコツと地道な作業を好む人 だなと思います。
後、数字が苦手でない人にもオススメかも知れません。
【向いていない人】
変化を好んで仕事をするのが好きな人、同じ作業を苦と思う人には向いていないと思います。
また英語をメインに使用して仕事したいという人にも向いていないかも知れません。
まとめ
最後に通関士試験は難しい法律を覚えたり、計算問題などもあり簡単に合格出来る資格ではありません。
ただ努力した分、合格した時の喜びや自信がはかり知れません。
この体験談が誰かの今後の良いきっかけとなれば良いなと思い、これで私の体験談を終わらせて頂きます。
最後までありがとうございました。
小梅さん(30)
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