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「梅干しの中身は天神様」という話を聞いたことがありますか。
梅干しの中に神様?と思う方も居るかと思いますが、これは実際に古くから言い伝えられているものなんですよ。
今回は「梅干しの種の中身は天神様」という説について詳しく説明していくとともに、梅干しの仁は食べてもいいの?という疑問にもしっかりとお答えしていきます。
梅干しの種の中身は天神様?
梅干しの種はそのまま捨ててしまうという人が多いかと思いますが、実は種の中には「仁」と呼ばれる白い実が入っています。
この「仁」は天神様とも呼ばれているのですが、これは学問の神様としてお祀りされている菅原道真公の好物が梅だったことに由来しています。
この仁は生で食べると毒があるという事から、天神様が宿っているという事で「食べないように」という戒めにもなっていたのではないでしょうか。
梅干しの「仁」は食べてもいいの?
先述した通り毒はありますが、大量摂取をしなければ「梅干しの仁」は食べても大丈夫だと言われています。
種を割って仁を取り出す専用の器具も存在し、中には好んで食べる人も居るんですよ。
ただし大量に仁を食べてしまうとその毒素により呼吸困難やめまいを引き起こす可能性があるのでご注意ください。
また梅干しではない「青梅」の仁にはさらに強い毒素が含まれていると言われているため、間違えて食べてしまわないよう、食べる前に必ず「梅干し」の仁であることを確認してくださいね。
梅干しの「仁」の食べ方
割り方
梅干しの種をがりっと間違えて齧ってしまった経験がある人はお分かりになるかと思いますが、とても硬いですよね。
そんな種を歯で無理やり割ろうとすると、歯が欠けたり折れてしまうなど怪我の可能性があります。
もし仮に歯で割ることが出来たとしても、その反動で口内に大きな怪我を負ってしまうかもしれません。
専用の器具もありますが、くるみ割り器や千枚通し、金づちなどを利用することで割ることが出来ます。
食べ方
仁はそのままでも食べることが出来ますが、大量摂取はおすすめされていません。
そんな時におすすめの保存方法が「酢漬け」です。
酢に漬けることで冷蔵庫での保存が可能となるので、塩分や毒素を一度に摂りすぎることの無いよう少しずつ食べるのがおすすめです。
まとめ
梅干しを食べたらすぐに捨ててしまう種ですが、その中にも食べられる部分が含まれているんですね。
種自体も梅醤油作りや魚料理の臭い消しとして使う事が出来るので、まさに捨てるところのない万能な食べ物と言えるのではないでしょうか。