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Webマーケティング業界で働くならば知っておきたい用語や単語はたくさんあります。
でもほとんがカタカナ語だったり英語だったり。
スマホが一般的になった今ではWebマーケティング専門の部署でなくても知っておいた方がいい用語も多い状況です。
今回は、ユークユーザーについて解説したいと思います。
ユニークユーザーとは
ユニークユーザー(Unique User/UU)とは任意の期間内に、サイトを訪れる・アプリを使用するなどの特定のアクションを行った『重複を除いた人数』のことをいいます。
例えば先月の1ヶ月間という期間で自分のウェブサイトを1万人のユーザーが閲覧してくれたという場合、先月のユニークユーザー数は1万人ということになります。
ただし、ここで気を付けなければならないのが、「ユニークユーザーは重複してはいけない」ということです。
つまり、1人のユーザーが1万回あなたのサイトを訪れても、ユニークユーザーは1人にしかなりません。あくまでも別々の人間がアクションを起こしてくれる必要があります。
ユニークユーザーの計測方法
WEBサイトのユニークユーザーを計測するためには、GoogleAnalyticsのような専用の計測ツールを使用する必要があります。
計測ツールはユーザーのIPアドレスやホスト名、Cookie情報を自動で解析することでユニークユーザー数を集計してくれるほか、様々なユーザーアクションを計測してくるとても便利なツールになります。
これを使うとWEBサイト内で人気のあるページ、ユーザーのサイト内での動向などもわかるようになります。
アプリの場合には計測にはAppsflyerやFOXといったアプリ専用の計測ツールを使用する必要があります。
こちらはIDFA/ADIDといったiphone端末やAndroid端末に割り振られた広告識別子というものを使用し、ユニークユーザーを集計しています。
アプリの計測ツールを使用することでアプリをインストールした人数を計測することもできますし、課金金額や課金した人数などを計測することも可能です。
ユニークユーザーと間違いやすい指標
ユニークユーザーと間違いやすい指標にPV(ページビュー)やセッションアクティブユーザーがありますので、違いをしっかり理解しておきましょう。
PVはサイト内の『ページが閲覧された回数』のことを指します。
WEBサイトは複数のページが集まり一つのサイトになっていることが一般的ですし、ユニークユーザーと違い重複して計測も問題ありませんので、1人のユーザーがサイト内の複数のページを見ればPV数はどんどん増えていきます。
このことからユニークユーザーが増えればそれに比例してPV数が増えていくことも容易に理解できると思います。
セッションとは、WEBサイトの『閲覧開始から離脱までの一連のアクション』のことを言います。
つまりサイトに来て直ぐブラウザを閉じてしまっても1セッションですし、すべてのページを見てくれてから別サイトに離脱しても1セッションとなります。
また、一人のユーザーが同じ日2回サイトを訪れた場合はユニークユーザー数は1ですが、セッション数は2となります。
ここまで読んでくださった方にはすでにお気づきかもしれませんが、
ユニークは「重複を除いた人数」を計測するのに対して、PVやセッションは『のべ』の回数を計測していることになります。
『ユニーク』の対義語として『のべ』と認識していればほぼ問題ありません。
アクティブユーザー(AU)は、実はユニークユーザーとまったく同意で使われている指標で明確な違いはありません。
アクティブユーザーという言い方はスマホアプリの利用者数の数字によくつかわれていて、例えば1ヶ月のスマホアプリ使用者を表す指標としてMAU(Monthry Active User)などがあります。
有名なSNSで国内のMAUを比較してみるとLINEは8,000万人、Twitterは4,500万人、Facebookは2,600万人となっています。
日本の総人口を考えるとどれだけSNSが浸透しているかが一目でわかります。
まとめ
ユニークユーザー数やセッション数、PV数を計測することで、そのWEBサイトやアプリがどれだけの価値があるのかを知ることができます。
もしさらにユニークユーザーを増やしたいのであれば常に分析を行い、ユーザーのニーズを把握し、ユーザーに有益であると判断されるコンテンツを追加していくように心がけるようにしましょう。