※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
「妖精」も「精霊」もファンタジー作品においてなくてはならない存在であり、崇高な存在として認識されていますよね。
では「妖精」と「精霊」にはどんな違いがあるのでしょうか。
今回は「妖精」と「精霊」の違いは?特徴とは?について解説いたします!
「妖精」と「精霊」とは
「妖精」「精霊」とは、空想的・神聖なものとして認識されている存在です。
ピクシーやノーム、シルフといった、どちらかというと外国のイメージが強いですが、日本国内にも妖精や精霊といった考え方は伝わっているんですよ。
水の精霊を「ミズチ」、火の精霊を「カグツチ」などと呼ぶのは日本ならではの表現なんですよ。
似たような雰囲気や使われ方から同一視されてしまいがちな「妖精」と「精霊」ですが、実は大きな違いがあるんです。
「妖精」と「精霊」の違い
「妖精」と「精霊」の大きな違いは「実体の有無」だとされています。
精霊と定義されるのは、「この世のすべての物に宿る精気」で、無機物である石、水などにも精霊は宿っていると言われています。
そのため、映画などでは便宜上その姿が美しく描かれることが多いですが、実は精霊には決まった姿形は無いんです。
対して妖精は、ティンカーベルやピクシーなどに代表されるような「超自然的で幻想的な存在」となります。
小さい人型の形をしていますが、人間と神の中間の存在であると考えられています。
精霊の一部に「妖精」というくくりがあるとされており、例えるならば「スポーツ」という大きなくくりの中に「サッカー」があるのと同じような定義なんです。
「妖精」と「精霊」の特徴
妖精
妖精の特徴として一番知られているのは「いたずら好き」という事ではないでしょうか。
もちろん人間に対し友好的な面もありますが、一度怒らせてしまうと手ひどい仕返しをされてしまう、という説も伝承されています。
また妖精は遊ぶのが大好きで、ダンスの輪に一度参加してしまうと数曲では帰してもらえないんだとか。
精霊
万物に宿るものという事で、性格や容姿が無いというのが特徴だと言えるのではないでしょうか。
有名な「妖精」と「精霊」は?
「ピクシー」
イングランドに民間伝承として伝わっている妖精です。
赤毛に尖った鼻、緑色の服の小人という、考える一般的な「妖精」の姿をしており、もちろんいたずら好きな一面も持っています。
「ゴブリン」
RPGの敵キャラクターとしてもよく使われる妖精です。
大きさは人間の膝ほどとされており、子供好きで、家の中の手伝いをしてくれたりする友好的な面を持っているとされています。
「サラマンダー」
炎とともに描かれるトカゲのイメージが強い精霊です。
手のひらサイズととても小さい精霊だと言われており、火を操る能力はもちろん、その皮膚の温度で火を消すことも出来ると言われているんですよ。
まとめ
どちらも幻想的な存在には違いない妖精と精霊。
精霊は現実で目にすることは難しいですが、運が良ければ妖精には出会う事が出来るかもしれません。
もし出会った時は決して怒らせることのないようご注意くださいね。