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年配の方が「余裕のよっちゃん」と使っているのを聞いたことがあるという方も居るかと思いますがその意味をご存じでしょうか。
若い世代は、「聞いたことはあるけど意味は知らない」という人も増えています。
今回は「余裕のよっちゃん」について意味や由来、使い方など基本的な事から、流行った年代についても詳しく解説していきます。
「余裕のよっちゃん」の意味
「余裕のよっちゃん」とは、1970年代に使われていたギャグの1つです。
「余裕だよ」「朝飯前」という意味を持っているんですよ。
「そのくらい朝飯前だよ」という言葉が持つ意味は誰もがご存じかと思いますが、この言葉と同様の意味を持っているのが「余裕のよっちゃん」」なんです。
「余裕のよっちゃん」の由来
「余裕はわかるけど、よっちゃんって誰?」と思う方も多いと思いますが実は特定の人物がいるわけではありません。
この「よっちゃん」には2つの説があります。
1つは有名な駄菓子「よっちゃんイカ」と「余裕」が組み合わされて出来た言葉だという説です。
「よっちゃんイカ」自体もこの言葉と同時期に流行していたため、この説が誕生しました。
もう1つは「余裕」の頭文字である「よ」との語呂合わせによりプラスされたというものです。
特によっちゃんという言葉に意味は無く、言葉の響きとして面白いからという理由であるという説が現在は有力だと言われています。
「余裕のよっちゃん」の使い方
何かをお願いされた時、何か予定がある時に時間的にも精神的にも余裕がある場合、この「余裕のよっちゃん」を使います。
例えば急に追加の仕事をお願いされた時、何かお使いを頼まれた時、余裕でそのタスクをこなす事が出来ると確信できた場合に使われています。
「余裕のよっちゃん」の例文
- 明日の試験なんてまじ、余裕のよっちゃんだよ。
- 二郎系に比べればこのくらい余裕のよっちゃん。
- 明日までに風邪直す!こんなの余裕のよっちゃんだから!
「余裕のよっちゃん」の年代はいつ?
「余裕のよっちゃん」という言葉が流行したのは1970年から1980年代にかけての時期です。
今から40~50年ほど昔の言葉で、同じ時期に流行した言葉には「うれピー」や「アッと驚くタメゴロー」などがありました。
現在では年配の人でも使う人が少なくなっており、残念ながら死語として認識されています。
若い世代にはその意味を全く知らない、「余裕のよっちゃん」という言葉自体を聞いたことがないという人も増えてきていますがX(Twitter)などのSNSでは少ないながらも使っている人が居るので、完全に使われなくなったという訳ではありません。
まとめ
「余裕のよっちゃん」という言葉を見て思わず懐かしい!と感じた人も多いのではないでしょうか。
若者世代の中にはこの言葉を聞いて「誰の話をしているんだろう?」と疑問に思ってしまう人も多いそうなので、使う場合はあらぬ誤解を生まないよう注意が必要かもしれません。