「存じます」の意味と使い方!使いすぎはNG?「思います」との併用は?

社会人になると、毎日敬語を使うようになりますよね。

学生の間は使ったことがなかったような言葉も頻繁に使うようになったりします。

「存じます」もそんな言葉の一つではないでしょうか。

ビジネスマンや上品な奥様(笑)など、いかにもきちんとした言葉遣いの人が使いそうな言葉です。

仕事をしていく上でしょっちゅう口にする言葉ですが、正しく使えているのか不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

意味や使い方を確認して、自信を持って使いましょう。

今回は、「存じます」の意味と使い方!使いすぎはNG?「思います」との併用は?についてご説明いたします!

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「存じます」の意味

「存じます」は「思います」という意味の敬語表現です。

「存じる」は「思う」または「知る」の謙譲語で、それに丁寧の「ます」がついた形です。

「知っている」という意味で「存じ上げております」などと言うこともありますが、「存じます」と言った場合は「知っている」よりも「思う」の意味が強いです。

謙譲語なので、自分がへりくだって相手に対する敬意を表す言葉ということになります。

「存じます」の使い方

「存じます」は「思います」の敬語表現です。

目上の人に対して使える言葉です。

謙譲語なので、自分がへりくだるということですから、目下の人や同僚に対しては使いません。

口頭や文中での使い方としては、「~だと思います」などという時の「思います」を「存じます」に変えるということになります。

【例文】

  1. こちらの資料をお読みいただければお分かりいただけるかと存じます。
  2. お急ぎの方もいらっしゃるかと存じますので、手短にお話しさせていただきます。
  3. お忙しいとは存じますが、なにとぞご検討くださいませ。
  4. あたたかいお心遣い、まことにありがたく存じます。
  5. 身にあまるお褒めの言葉をいただき、恐悦至極に存じます。

使いすぎはNG?

「存じます」は謙譲語であり、とても丁寧な表現ですね。

ですが、使いすぎるとよくありません。

「存じます」はあくまでも目上の人に対するへりくだった表現なので、あまり敬語を使う必要がない場面で「存じます」と使うと不自然ですよね。

また、ビジネスの場や、スピーチなど、丁寧な言葉遣いをしようとして語尾に「存じます」「存じます」と何度も何度も繰り返すのも不自然な文章になりがちです。

いずれにせよ敬語の使いすぎは慇懃無礼で嫌味な印象になってしまうこともあります。

また、あまり敬語の使い方を知らなくて、覚えたての言葉をずっと使っているんだな、と残念な印象になってしまうこともあるでしょう。

「存じます」は丁寧な言葉ですが、使いすぎには気をつけましょう。

「思います」との併用は?

「存じます」は「思います」の謙譲語なので、基本的には

  • 目上の人には「存じます」
  • 目下の人には「思います」

という使い分けをするのが良いということになります。

ですが、上で述べたように「存じます」を多用しすぎておかしな印象になるよりは適度に「思います」を使ったほうがよいかもしれません。

「存じます」の方がかしこまった敬語ではありますが、「思います」も「ます」がついている丁寧語ではありますので、失礼にあたるということはありません。

「存じます」は「~と存じます。」というように文末では使いやすいですが、文の途中で「~と存じましたので、……しました。」という場合はやや長ったらしく感じられます。

このような場合には「~と思いましたので」に変えてもよいでしょう。

先方との関係がどうであるのかにもよりますので一概には言えませんが、時と場合に応じて「存じます」と「思います」を併用してもよいといえるでしょう。

まとめ

「存じます」は「思います」の謙譲語としていろいろな場面で使える言葉でしたね。

謙譲語は「へりくだる」ということですから、目上の人に対して敬意を表すことができる便利な言葉です。

使いすぎには注意が必要ですが、ビジネスシーンではぜひ活用していきたいですね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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