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「ぞんざい」の意味と使い方!「ぞんざいに扱う」とは?【類義語・対義語】

「ぞんざい」の意味と使い方!「ぞんざいに扱う」とは?【類義語・対義語】

「ものをぞんざいに扱う」

「ぞんざいな口調」

このように使う「ぞんざい」という言葉があります。

何となく乱暴そうな、失礼な感じで使われているのがわかりますよね。

この「ぞんざい」について、詳しく調べてみました。

今回は、「ぞんざい」の意味と使い方!「ぞんざいに扱う」とは?【類義語・対義語】についてご説明いたします!

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「ぞんざい」の意味

「ぞんざい」は「いい加減に物事をするさま」「言動などが乱暴なこと」という意味です。

「いい加減」「乱暴」ということですから、もちろん悪い意味ですね。

「ぞんざい」の漢字はありません。

「存在」などと間違いやすいですが、「ぞんざい」はひらがなで書きます。

「ぞんざい」はいい加減で投げやりなさまや、言動が乱暴で失礼なさまを表す言葉です。

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「ぞんざい」の語源

「ぞんざい」の語源には二つの説があります。

まず、「粗雑」が音変化して「ぞんざい」になったというものです。

「粗雑」は「あらっぽくていい加減」ということですね。

大雑把である、いい加減であるという「粗雑」から「ぞんざい」になり、いい加減、乱暴という意味で使われるようになったということです。

もう一つは、「存在」が変化したものだという説です。

「存在」は「あること」という意味ですね。

「あるがまま」という意味で「存在」をとらえ、それが「普段のままで接する」、つまり特別扱いしたり気を使ったりせず、いい加減に乱暴に対応するというような意味で「ぞんざい」として使われるようになったということです。

はっきりどちらの説が正しいということはないのですが、このような二つの説が「ぞんざい」の語源として有力だとされています。

「ぞんざい」の使い方

「ぞんざい」はいい加減であったり、乱暴であったりするさまを表して使います。

やり方がいい加減であるとか、言葉や態度が乱暴であるという時に使いますから、悪い意味です。

「ぞんざいだ」「ぞんざいな○○」「ぞんざいに○○する」などの使い方をします。

例文で使い方を確認しておきましょう。

【例文】

  1. 彼のぞんざいな態度には我慢できない。
  2. ぞんざいな口調で話す。
  3. 彼女はぞんざいに荷物を放り投げた。
  4. そんなぞんざいな仕事の仕方ではクビになるぞ。
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「ぞんざいに扱う」とは?

「ぞんざい」の使い方の中でも多いのが「ぞんざいに扱う」です。

「ぞんざいに扱う」とは、「いい加減に扱う」「乱暴に扱う」ということです。

物を放り投げたり無駄にしたりして乱暴な扱いをすること。

人に対して失礼な振る舞いをしたり、丁寧に対応しなかったりしていい加減に扱うこと。

そのようないい加減な態度、乱暴な動作などで人や物事を扱うことを「ぞんざいに扱う」というわけです。

【例文】

  1. 人から借りているものをぞんざいに扱ってはいけない。
  2. 彼はぞんざいにものを扱うので何でもすぐに壊してしまう。
  3. 彼女からぞんざいに扱われている。
  4. 他人をぞんざいに扱う人は自己中心的だ。

「ぞんざい」の類義語

「ぞんざい」の類義語には次のようなものがあります。

  • いい加減(仕事を最後までやり遂げずに途中で投げ出すさま)
  • 適当(やり方などがいい加減であること)
  • 生半可(未熟。不十分で中途半端であること)
  • 投げやり(物事をいいかげんに行うこと)
  • 粗雑(いい加減で大雑把なこと)
  • 粗略(物事の扱いなどが丁寧でないこと)

いずれも、物事の扱いがいいかげんであったり、丁寧でないことを表しています。

「ぞんざい」の対義語

「ぞんざい」の対義語には次のようなものがあります。

  • 丁寧(細かいところまで気を配ること。礼儀正しく配慮が行き届いていること)
  • 念入り(細かく注意して物事をすること)
  • 丁重(礼儀正しく、注意も行き届いて丁寧なこと)
  • 入念(細かいことまで行き届いていて丁寧なこと)
  • 大事(価値あるものとして大切に扱うこと)
  • 丹念(心を込めて念入りにすること)

こちらは、もちろんどれもいい意味で使われることが多い言葉ですね。

まとめ

「ぞんざい」はいい加減や乱暴という悪い意味の言葉でしたね。

人をぞんざいに扱ったり扱われたり、またぞんざいな振る舞いをするなどは、できるだけしたくないものですね。

どこにでも「ぞんざい」な人はいるもので、いろいろな場面で使われる言葉ですからぜひこの機会にしっかり覚えておいてくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。