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SNSなどで使われている「絶許」という言葉をご存じでしょうか。
「絶許」は見たことはあるけど読み方がわからない、どういう意味なの?と思っている方も多いかと思います。
今回はそんな「絶許」の意味とその使い方や元ネタはなんjなの?絶許狙いって何?という細かな疑問まで詳しくご説明していきます。
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「絶許」の意味と読み方
「絶許」は「絶対に許さない」という意味の言葉です。
読み方は「ぜつゆる」と読みます。
初めて見る場合なかなか正しく読むことのできないネットスラングではありますが、「ぜっゆる」「ぜっきょ」などではありませんので覚え間違いにお気を付けくださいね。
SNSを中心として使われるネットスラングであり、何か自分自身の身に起きた悪い出来事や「許せない」と感じる出来事を発信する際に使われているんですよ。
「絶許」の使い方
「絶許」の言葉だけで使われることは少なく、自分自身が経験した「絶対に許せないと思える出来事」を書いた後に「絶許」と書く使い方が一般的とされています。
ただ、本気で許せないという事だけではなく些細な出来事に対しても使われることが多いため、汎用性の高い言葉とも言えますね。
「絶許」の例文
- 子持ちで不倫するとかマジで絶許!
- 私の大事な親友を泣かせるなんて絶許。
- 自分だけ先に帰るとか絶許。
絶許の元ネタはなんj?
「絶許」という言葉が生まれたのはインターネットの大型掲示板である2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)です。
なんjと呼ばれる野球好きが集まるスレッドにおいて誕生した言葉なんですよ。
2006年に行われた日本ハムと千葉ロッテの試合において、日本ハム先発投手である金村投手に「規定投球回数到達6年連続」及び「2桁勝利5年連続」が懸かっていたことはご存じでしょうか。
その記録達成まであと1アウトと迫った時、当時の監督であったヒルマン監督が命じたのはまさかの「交代」でした。
自身にとっても大きな記録達成が途切れてしまった事に激怒した金村投手が「絶対に許さない」と発言したことがきっかけなんですよ。
この記録達成を心待ちにしていたのはなんjに集うなんj民達も同じで、言いたいことをはっきりと代弁してくれた金村投手の発言が注目されたのも当然と言えるのではないでしょうか。
「絶許狙い」とは
この「絶許狙い」という言葉もなんj用語の1つで、あからさまにネタだと思われる発言に対して使われるツッコミのニュアンスを持つ言葉です。
フェイクニュースも蔓延しているネット掲示板において、どう見てもネタだと考えられる発言に対し、「申し訳ないけど絶許狙いはちょっと…」などのように使われています。
まとめ
本気で許せないと思えることから、ちょっとムカついた程度のことまで幅広く使えるネットスラングなんですね。
発祥がネット掲示板ということもあり、そのスラング特有のニュアンスから苦手意識を持っている人も多いので使用する際はお気を付けください。