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「好機」という言葉をご存知でしょうか。
日常ではあまり使わないという人もいるかもしれませんが、ビジネスやニュースなどでもしばしば使われています。
この機会に、「好機」という言葉の詳しい意味や使い方を確認しておきましょう。
今回は、「好機」の意味と使い方!「機会」との違いは?「好機到来」とは|例文についてご説明いたします!
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「好機」の意味
「好機」は「ちょうどよいおり。チャンス」という意味です。
「こうき」と読みます。
「好」は「好き」という字ですが、「好む」ほかに「よい」「したしい」などの意味もあります。
この場合は「ちょどよい」という意味で用いられています。
「機」には「きっかけ」「きざし」といった意味があります。
「好機」は、「物事をするのにちょうどよい機会」という意味になります。
「好機」の使い方
「好機」は「ちょうどよいおり」という意味で、ある物事をするにあたってちょうどよい機会について使います。
ちょうどよい機会をつかむとか、反対にちょうどよい機会を逃すといった意味で使います。
- 好機だ
- 好機をとらえる
- 好機を待つ
- 好機を逃す
- 好機を逸する
- 好機到来
といった使い方があります。
「機会」との違いは?
「好機」と似ているのが「機会」ですが、次のように違いがあります。
- 「好機」は「ちょうどよい機会」
- 「機会」は「事をするのに適当な時」
どちらも何かをするのによい時という意味では同じですので、類語関係と言えます。
「機会」は「○○する機会をうかがう」とか「この機会に○○する」「機会があったら○○します」などとして、その事をするのに都合の良い時期であるということを表します。
「好機」は「機会」の中でもさらに「よい機会」「絶好のチャンス」ということを表します。
「機会」はそこまで「いい機会」という意味に限らず、何かをするのに適当な時という広い意味になるわけです。
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「好機到来」とは?
「好機到来」は「またとないよい機会が来ること」という意味です。
「こうきとうらい」と読みます。
「好機」がちょうどよい機会、またとない機会という意味ですね。
「到来」はその時期や機会がやってくるという意味です。
ですから、「好機到来」は「またとない機会がやってくる」という意味になります。
絶好の機会に恵まれる、絶好のチャンスがやってくるということです。
- 国際情勢、社会情勢の変化によってある企業の業績が上がりそうだ
- 気候の変化によってある商品の売り上げが伸びそうだ
- 仕事で自分の能力をアピールできるチャンスがやってきて出世できそうだ
- スポーツの試合で逆転できそうなチャンスが巡ってきた
など、色々な場面で使われる言葉でニュース記事の見出しなどにもよく用いられます。
「好機」の例文
- 彼は好機を捉えて起業し、成功をおさめた。
- これは二度とない好機だ。
- 有名になりたければこの好機を逃すわけにはいかない。
- 有名企業の営業担当になった。好機逸すべからずだ、自分の実力を出し切って結果を出そう。
- コロナ禍で在宅勤務が増えた事を好機と捉えて、キャリアアップのための勉強を始めた。
- ベテラン選手の引退が続いた今が好機到来、自分がチームの主力になれるチャンスだ。
「好機」の類義語
「好機」の類義語には次のようなものがあります。
- 機会(事をするのに最も都合の良い時機)
- チャンス(何かを行うのによい機会)
- 時機(物事をするのによい機会)
- 時節(何かをするのによい時機)
- 契機(きっかけ、動機)
「好機」の対義語
「好機」の対義語には次のようなものがあります。
- 危機(悪い結果を招くかもしれない危険で不安な時や状態)
- 逸機(機会を失うこと)
- 窮地(追い詰められた苦しい立場)
まとめ
「好機」は「ちょうどよいおり。チャンス」という意味です。
「機会」はちょうどよいおりという意味でも使いますが、何かをする適当な時という意味でもっと広い意味で使える言葉です。
「好機」を使う事で、物事を行うのに「ちょうどよい機会」「またとないチャンス」という意味を表すことができます。
「好機到来」で、そのような「好機」がやって来たという表現もあります。
いいタイミングで何かをする時、チャンスがやってくる時などに使えますので、ぜひ参考になさってください。
最後までお読みくださりありがとうございました!