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二十四節気の寒露とは、どのような意味を持っている季節なのでしょうか。
今回は寒露の意味と共に、2025年はいつなのか、寒露に旬を迎える食べ物や行事をご紹介させていただきます。
寒露の次は>>霜降(二十四節気)の意味とは?2025年はいつ?食べ物や行事はある?
寒露の意味
「寒露」とは「草花に降りる露が、冷気で凍りそうな季節」という意味を持つ二十四節気の言葉です。
読み方は「かんろ」です。
2025年の寒露は、10月8日(水)です。
二十四節気とは、1年間が24等分となるように太陽の位置から割り出された、いわば季節の指標です。
寒露は16番目の季節となりますので、次の17番目の「霜降」が来るまでの16日間が2023年の寒露の期間となるのです。
2025年の寒露の期間は10月8日〜10月23日ということになります。
寒露の由来は、草花に降りる露も冷たく感じて凍りそうなことから名付けられたと言われています。
朝晩の冷え込みが本格的になり、日中は秋晴れの空が続きます。
空気も澄んで夜の空が美しく見え、秋の深まりを体で感じることができるでしょう。
そして、やがて本格的に秋が終わる次の「霜降」へと繋がっていくのです。
寒い季節の到来が少しずつ近づいていることが「寒露」という文字からもうかがえますね。
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>>霜降(二十四節気)の意味とは?2025年はいつ?食べ物や行事はある?
寒露の食べ物(白露に旬を迎える食べ物など)
寒露の頃に美味しい旬の食べ物は、以下になります。
- 柿
- 新米
- 銀杏
- ししゃも
- さつまいも
- きのこ類
寒露はお米の収穫の季節なので、農家さんは大忙しです。
ですから、この時期になると新米が売られ始めます。
新米は水分が多く含まれているので、炊き上げた時にもっちりと甘味があると言われており評判があります。
2021年頃から話題となった今や人気のスポット「道の駅」や「野菜の直売所」ではご当地のお米が売られていますので、食べ比べをしたい方におすすめです。
魚介類では、ししゃもがおすすめです。
寒露の時期の雌のししゃもは卵を蓄えており「子持ちししゃも」と呼ばれています。
濃厚な味わいでプチプチとした歯応えも良く、焼いても揚げても、酢の物にしても美味しくいただけます。
旬の銀杏と一緒に揃えれば、寒露の時期の美味しいおつまみの完成です。
また、10月は春先に造られた日本酒が熟成する頃で飲み頃となるため「秋あがり」と言われます。
美味しいお酒とおつまみで秋の夜長を一杯と粋に楽しみましょう。
寒露の行事
「スポーツの日」
2025年10月13日(月)は、スポーツの日という祝日です。
例年の第二月曜日に設定されています。
2020年までは「体育の日」という名称でしたが、スポーツという言葉は体育よりも広い意味を持っており、自分から楽しむことができるという意味が込められているために変更されました。
秋晴れが続く寒露の季節は、涼しくて良い気候ですので、健康を気遣って体を動かしてみましょう。
「鉄道の日」
2025年10月14日(火)は、鉄道の日です。
1872年(明治5年)に日本の最初の鉄道が、新橋~横浜間に開通された日が由来とされています。
過去には、記念きっぷが発売されていたり、JRでは乗り放題パスが売られていました。
現在のキャンペーンはまだ発表されていませんが、この機会にあえて電車旅行を選んで観光地へ足を運んでみると楽しいかもしれませんね。
最寄りの大きな駅で何かイベントがしていないかもチェックです。
「行楽とレジャー」
寒露の時期はは気候が良いため、行楽やレジャーもおすすめです。
ピクニックや山登り、釣り、山菜・きのこ採り、果物狩りなどに出かけてみませんか?
梨狩りなどもこの時期になりますね。
キャンプをしたり、バーベキューをして季節の美味しい食材を味わったりするのも楽しいですね。
お子様がいらっしゃる方は、良い思い出作りになるかもしれません。
まとめ
寒露とは「草花に降りる露が、冷気で凍りそうな季節」いう意味を持つ二十四節気の言葉の一つです。
寒露には、秋らしい旬の美味しいものがたくさんあります。
また、秋晴れが続き、日中も涼しくて過ごしやすいためレジャーや行楽を楽しむにはもってこいの季節です。
「天高く馬肥ゆる秋」という諺があるように、快適な気候の中、皆様にも今年の秋を存分に色々な方面から楽しんでいただけると幸いです。