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アメリカでクリスマスに次ぐ一大イベントとされている感謝祭。
聞いた事はあるという方もその由来や何をして過ごす日なのかを詳しく知っている方はあまり居ないのではないでしょうか。
今回はそんなアメリカの感謝祭について詳しくご説明いたします。
目次
アメリカの感謝祭(Thanksgiving Day)はいつ?
毎年11月の第4木曜日が感謝祭として制定されています。
感謝祭はThanksgiving Day(サンクスギビングデー)とも呼ばれる日で2023年は11月23日の木曜日です。日本では勤労感謝の日として祝日になっていますよ。
クリスマス前の大きなイベントとなり、国内では感謝祭、クリスマス、ニューイヤーとお祝い事が続くホリデーシーズンとなっているんです。
「感謝祭」の由来
イギリスからアメリカへと渡ってきた「ピルグリム」という人達が、新たな土地での初収穫を神に感謝したことが始まりです。
神へ感謝するとともに、収穫までの知識を授けてくれた先住民への感謝も込め、一緒にお祝いをしたそうですよ。
このことから、感謝祭では「家族で集まる」という事が重要視されています。
「感謝祭」の意味
日頃は気恥ずかしくて感謝の気持ちを伝えることが出来ない家族同士ですが、感謝祭には家族で集まりお互いに感謝の気持ちを伝えあおうという意味が込められています。
感謝祭当日には、お店なども早じまいやお休みとなってしまうため、いつもは賑やかな街並みも静けさに包まれる、神秘的で不思議な風景を見ることが出来るんですよ。
「感謝祭」に欠かせない食べ物
ターキー
感謝祭に欠かせないメインディッシュです。
日本のオーブンにはとても入りきらないほど大きなローストターキーなんですよ。
家族で切り分けたあとはクランベリーやグレービーなど様々なソースをかけて食べます。
マッシュポテト
感謝祭に欠かせない副菜の1つがこのマッシュポテトです。
昔からアメリカ人に愛され、家庭料理としても親しまれているメニューの1つで、お肉と一緒に食べるのがアメリカの家庭料理の鉄板なんですよ。
スタッフィング
パンを角切りにしたものとたくさんの野菜を合わせて焼いた物をスタッフィングといいます。
ターキーの中に詰められ一緒に焼かれるものですが、しっかりとした副菜として食べられることも多いんですよ。
パンプキンパイ
感謝祭定番のデザートがこのパンプキンパイです。
感謝祭の時期にちょうど旬を迎えるカボチャをふんだんに使用したスイーツで、焼き立ての温かいパイに冷たいアイスクリームを添えて食べると最高に美味しいんだとか。
定番はパンプキンパイですが、家庭や地域によってはピーカンパイやアップルパイ、バナナパイなど様々なパイが食されています。
感謝祭のおすすめの過ごし方
家族でのんびりおうち時間
イメージは日本のお正月。
家族で集まり、特別な事は何もせずのんびりとした時間を過ごすのがおすすめであり定番の過ごし方です。
家族や親族が集まってのディナーともなると用意も大変になることから、「去年は私の家だったから今年はあなたの家」というようにローテーションになっていたり、それぞれが自慢の料理を持ち寄る方式になっていることも。