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SNSはもちろん、日常会話でもよくつかわれるようになった「詰んだ」や「詰む」という言葉。
若者言葉として広く普及していますが、その意味や使い方は知っているでしょうか。
今回は詰むや詰んだという言葉について、使い方や例文も含めしっかりとご紹介。
その語源についても調べてきました!
詰んだ・詰むの意味
「詰んだ」「詰む」とは、「物事に行き詰ってしまい打つ手が全くない状態」という意味があります。
勝負上で勝ち目が無くなったという意味としても使われます。
詰んだ・詰むの使い方
「詰んだ」「詰む」という単語のみで使われることもありますが、多くは自分が置かれている絶望的な状況を悲観する言葉と一緒に使われます。
本当に絶望的な状況から、軽いミスまでどんなシーンでも使われているため、詰んだ・詰むの前後の文脈から心情をしっかりと読み取ることが必要です。
また、詰んだ・詰むだけではなく「詰みそう」「詰むかも」「詰んでる?」など様々な使い方が出来るのもポイントです。
詰んだ・詰むの例文
- スマホ落とした、あー、詰んだわ。
- どうやってもこの先に進めないんだけど。詰んでない?
- すっぴんのときに限って好きな人に会うのまじ詰んでるよね。
- 就職先まだ決まってないの俺だけ?人生詰んでる?
詰んだ・詰むの語源
この詰んだ、詰むという言葉の語源は将棋にあります。
将棋において負けとなるのは「王将」を取られてしまったときですよね。
実際の将棋の試合において、王将を取るという行為はしないということをご存じでしょうか。
「相手が指す次の1手で王将が確実に取られてしまう」という状況を「詰み」と呼び、「負けました」と宣言することで試合が終了します。
そこからどうあがいても勝機を見出すことのできない場面において使われるようになったんですよ。
当初はオンラインゲームの中などで使われることが多かったのですが、SNSなどでも使われるようになりました。
広く普及したことでゲームだけではなく普段の生活においての「どうにもならない状況」を指す言葉として定着したとされています。
詰んだ・詰むの類義語
- 八方塞がり
- 四面楚歌
などが類義語として挙げられます。
これらは「打つ手がもう無い最悪の状況」「味方が一人もいない、孤立無援の状況」などという意味を持つ言葉。
どちらも確かに「詰んでいる状況」ですよね。
詰んだという言葉を使うのもいいですが、幅広いシーンで様々な表現が出来るように類義語も頭に入れておくのがおすすめ。
まとめ
どんな状況が「詰んだ」となるかは人それぞれ。
出来ることなら詰まないように生きていきたいものです。
「詰んだわ」と言っている人に対しては、状況を見て「どうしたの?」と声をかけてあげるといいかもしれませんね。
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