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オタク用語としての「布教活動」という言葉の意味を正しくご存じでしょうか。
一般的な「布教活動」とはもちろん異なる意味を持っていますが、オタクじゃない人には何が何だか分からないかと思います。
今回はオタク用語の「布教活動」についてその意味や使い方など基本的な事から「普及活動」との違いについてもご説明していきます。
「布教活動」の意味
オタク用語の「布教活動」とは、自分が応援している推しや作品・キャラクターの魅力を周囲の人に発信し、知ってもらうという意味があります。
推し活やヲタ活の一環として行われている事が多く、SNSはもちろんその布教活動はリアルでも行われることがありますよ。
「布教活動」の使い方
「布教活動」という言葉単体で使われる事はほぼなく、「今日は友達に推しの布教活動してきた!」などと報告のような形で使われることが多いです。
「布教活動」と「普及活動」の違い
布教活動と普及活動という同じような言葉ですが、本来の意味ではもちろん違いがあります。
「布教」は、布教する側が確固たる意思を持ち意図的に広めるもの、「普及」は物事や言葉が自然と人々の間に広まっていくものです。
ですがオタク用語としてはほぼ同じ意味として使われている事が多いです。
布教活動の方が布教する側の熱量が高い印象があり、その事からオタク用語としては「普及活動」が使われているのではないでしょうか。
「布教活動」とは何をするの?
物による布教活動
推しの作品である本やCD、DVDを「貸す用」として複数枚購入しておき、「ちょっと気になる」という友人知人に片っ端から貸していき、その魅力を発信します。
現場での布教活動
物を貸すのではなく、実際にライブや映画上映などに連れていくことで、その目で推しの魅力を見てもらい、その素晴らしさに気づいてもらうのも布教活動の一環です。
一緒にいる時に映像や音楽を流す
洗脳タイプとも言われる布教活動です。
布教したい友人と一緒にいる時に意図的に推しが出ている動画や推しの音楽を流すことで相手の心にさりげなくその存在を刻み込みます。
あからさまにするのではなく、あくまでも偶然流れてしまった感を演出すると「布教している」と思われずに済むんだそうです。
まとめ
自分の推しの魅力を皆に知ってもらいたい!という気持ちはもちろん素敵ですが、あまり興味のない人に向けて延々と布教活動を続けても推しに対するイメージが下がってしまう危険性があります。
強引な押し付けにならないよう、相手の「好きなモノ」も聞いたうえでお互いに布教しあうのがいいのではないでしょうか。