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「メタ発言」の意味と使い方とは?由来や「メタい」についても解説|例文

「メタ発言」の意味と使い方とは?由来や「メタい」についても解説|例文

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アニメや漫画の作品の中で「メタ発言」という言葉を目にしたり聞いたことがあるという方は意外と多いのではないでしょうか。

今回はそんな「メタ発言」について改めて、意味や使い方、由来といった基本的な事からご説明していきます。

「メタい」ってどういうこと?という疑問にもお答えしていきます。

「メタ発言」の意味

「メタ発言」とは、アニメや漫画の中の登場人物が「物語の登場人物だ」と認識したうえで発言する言葉を指します。

恋愛漫画の主人公が「もうあと2ページしかない!早く運命の人と出会わなくちゃストーリーが進まない!」などと発言するのは完全なメタ発言です。

「メタ発言」の使い方

ストーリーの中で面白い要素として使われたり、読んでいる人に新しい感覚を与えるという目的で使われるのが「メタ発言」です。

王道のような型にはまったストーリー展開を壊して、キャラクターが勝手に動き出しているかのような錯覚すら覚えるのが登場人物によるメタ発言です。

「メタ発言」の例文

  • 気を抜くとぶち込まれるメタ発言がたまらなく大好き!
  • こらこら、メタ発言をすると読者が驚くでしょう。
  • イベントでメタ発言繰り返すこのキャラクターが推し。

「メタ発言」の由来

「高い次元」「超える」などの意味を持ったメタというギリシア語「メタ」と、「創作」を意味する「フィクション」を合わせた「メタフィクション」というネットスラングがメタ発言の由来だと言われています。

フィクションには漫画やアニメなどの創作作品も含まれるため、アニメと現実の「次元を超えた」発言という意味で使われるようになったのではないでしょうか。

「メタい」とは

映画やアニメなど登場人物が、現実世界の事に触れたり、視聴者の存在をわかっていて話しかけてくるシーンや演出を「メタい」と呼びます。

実は子ども向けアニメの冒頭でキャラクターが話す「部屋を明るくして離れてみてね!」というワードも、実はメタいシーンなんですよ。

キャラクターが明らかに他のアニメの主人公だとわかる話題を出したり、オープニング・エンディングの変化に触れたり、と「あなたがそれを言ったらだめ!」というような演出が「メタい」と呼ばれているんですよ。

まとめ

メタ発言やメタいシーンは見ている側にとってとても面白く、よりそのキャラクターが身近に感じられることもあり、人気の表現手法となっています。

人気のアニメ「銀魂」や「おそ松さん」「ポプテピピック」などはメタ発言の宝庫と言われているので、まずどんなものなのか体験してみたいという人は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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