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1月の半ばも過ぎるとスーパーやコンビニで、恵方巻き注文の広告がよく見られるようになりますね。

さて来たる2026年、恵方巻きはいつ食べたら良いのでしょうか。

時間や方角はどうなのでしょうか。

今回は、2026年の恵方巻きに関するあれこれから、恵方巻きの由来や豆知識まで解説いたします。

ここでバッチリ予習して、2026年の恵方巻きで縁起を担いでいきましょう。

2026年の恵方巻きはいつ?時間と方角は?

2026年の恵方巻きを食べる日は

2月3日(火)の「節分の日」となっています。

方角は「南南東」で、時間帯は何時に食べてもかまいません。

朝でもお昼でも夕飯でも食べても良いのです。

一般的には、豆まきをした後、夕飯に食べる人が多いようです。

ただおやつに食べても問題ないですし、ご自分の用意できるタイミングで食べるようにしてくださいね。

時間よりも大事なのは、今年の「恵方」を向いて無言で「丸かぶり」し、口から離さず願い事をしながらもくもくと食べることです。 

恵方巻きはどうして食べるの?

恵方巻きは、いわゆる「縁起担ぎ」としてその歳の幸福を祈り食べる意味があります。

そもそも恵方とは、「歳徳神(としとくじん)というその年の幸福を司る神様がいらっしゃる方角のことです。

その方角を向いて事を行うと万事うまくいくという由来があるとされています。

恵方は毎年変わるもので、その決まり方は陰陽五行説に基づいて「十干(じっかん)」という暦の作りによって決まります。

恵方は基本的に4つあるとされ、「東北東・西南西・南南東・北北西」の4つのうちのどれかに毎年なります。

恵方巻きの由来は?

恵方巻きの由来には、はっきりとした歴史的な確定事項はないのですが、下記のような由来からではないかと言われています。

①大阪が発祥説

一つは、商業の街である大阪が発祥説です。

大阪の船場(せんば)にて、芸妓と遊ぶ際に巻き寿司を使ったそうで、さらに恵方に向かって食べることで縁起を担いでいたと言われています。

さらに1930年代以降、大阪の鮓(すし)商組合や、海苔問屋の組合、早食い競争のイベントなど開催されたことで、恵方巻きの販促を広げたとも言われています。

➁武将が丸かぶりして勝利したから説

二つ目は、戦国時代の江戸にて、武将が節分に巻き寿司を丸かぶりで食して出陣し、勝利をしたことが由来だとも言われています。

そして2000年前後から、コンビニやスーパーが恵方巻きの売り出しを行い始めたことで、現代に恵方巻きが定着したのではないかと言われているのです。

恵方巻きを食べる日はどうやって決まるの?

恵方巻きを食べる日は必ず毎年の「節分」の日になります。

節分は日本独自の暦の一種である雑節の一つです。

字の通り節の分け目という意味があり、その時に現れる邪気を祓い、無病息災を祈るものとされています。

そして節分は必ず「立春」の1日前の日です。

ちなみに立春とは、これもまた日本独自の暦の一種である「二十四節気」の一つであり、春の始まりを告げる日とされています。

立春は太陽と地球の動きで決まるので、同じ時期であっても日付が前後することがあります。

もしご興味のある方はぜひこちらの記事もお読みください。

>>立春の意味や由来とは?食べ物や行事と春分との違い

恵方巻きを食べる時の決まり事

恵方巻きは、七福神にならって7種の具材を入れて作られるという一説もあるのですが、現在は好きな具を入れたものや、韓国海苔巻きのキンパなど、色々なバリエーションが世間では認知されています。

ですから、恵方巻きとして用意する巻き寿司はお好みで良いと言われています。

ただし、恵方巻きを食べる時にはルールがあるとされています。

恵方巻きを食べる時のルール3つ

1、恵方を向く(2026年は南南東)

2、無言で食べる

3、途中で食べるのをやめない

これは、恵方を向いて歳徳神にその年の幸福を祈りながら食べることが重要だとされているためです。

一本を食べ切るまで黙って食べるのは、福運が逃げると言われているからです。

しかし大きな巻き寿司を1人で食べ切るのは子どもや女性、少食な方、高齢者などでは難しいかもしれませんね。

その場合は、細巻にしてみたり、巻き寿司をカットして1本と扱うのも良いかもしれません。

あまりしきたりに捉われず、その年の幸福を祈る気持ちを大切にしましょう。

恵方巻きの豆知識あれこれ

恵方巻きの別名は?

  • 恵方寿司
  • 幸福巻
  • 丸かぶり寿司
  • 招福巻
  • 開運巻

などがあります。

地域や取り扱う店舗によって違ったり、商業目的でオリジナリティあふれる名前がつけられたりしますが、基本的に節分に恵方に向かって食べる巻き寿司は恵方巻きであることに間違いありません。

恵方巻きと一緒に食べたい食材は?

  • 蕎麦

巻き寿司と蕎麦は和食で合うメニューですね。

蕎麦は、引越し蕎麦や年越し蕎麦でも扱われるように縁起物とされています。

  • イワシ

イワシがおすすめな理由としては、邪気祓いの意味がある節分において、鬼がイワシの匂いを嫌うとされているからです。

昔は焼いたイワシの頭を柊に刺して玄関先に飾る風習が節分では多くみられました。

焼きイワシの他、イワシの甘露煮なども巻き寿司と良く合いますね。

  • あずき

あずきはその赤い色が邪気を払うとされ、日本では色々な節目で良く食べられています。

節分の日はぜひデザートに、あずき餡を使った和菓子などはいかがでしょうか。

まとめ

2026年の恵方巻きは、2月3日 火曜日 の「節分の日」に南南東に向かって食べましょう。

時間帯は何時でもかまいません。

恵方巻きと一緒に食べるメニューとしておすすめなのは、蕎麦・イワシ・あずきなどです。

そして恵方巻きの具や量は特に決まりはございません。

ご自分の好きな巻き寿司で良いので、食べられる量を1本として用意してくださいね。

2026年を良い年にするために、みんなで恵方巻きを食べて縁起を担いでいきましょう。

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