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6月25日は「麦とろの日」です。

初夏の蒸し暑さで食欲が落ちがちな時期に、つるりと喉を通る「麦とろご飯」は、日本の伝統的なスタミナ食として古くから愛されてきました。

今回は、「麦とろの日」の意味や由来を解説いたします。

麦とろの日とは(6月26日の記念日)

「麦とろの日」は、麦とろご飯の美味しさと健康効果をより多くの人に知ってもらうことを目的に制定された記念日です。

日付の由来は、「むぎ(6)とろ(26)」と読みたいところですが、6月26日ではなく、少し語呂合わせをひねって「むぎ(6)と(2)ろ(5)=6月25日」と制定されています。

また、6月は麦の収穫時期(麦秋)にあたり、新鮮な麦を味わうのに最も適した季節であることも、この時期に制定された理由の一つです。

麦とろの歴史と日本の食文化

麦とろとは、大麦を混ぜて炊いた「麦飯」に、すりおろした山芋(または長芋)である「とろろ」をかけた料理です。

日本における山芋の歴史は古く、縄文時代から食べられていたとされています。

平安時代の貴族の宴会料理にも登場し、江戸時代に入ると、東海道の宿場町である鞠子宿(現在の静岡県静岡市)の「とろろ汁」が名物として広く知られるようになりました。

歌川広重の浮世絵『東海道五十三次』や、十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』にも、旅人がとろろ汁をすする様子が生き生きと描かれています。

白米が貴重だった時代、庶民の主食であった麦飯はパサパサして食べにくかったため、滑らかなとろろをかけて流し込む「麦とろ」は、美味しく食べるための生活の知恵でもありました。

まとめ

6月25日の「麦とろの日」には、ぜひご家庭で麦とろご飯を楽しんでみてください。

とろろは、すり鉢ですりおろすことで空気が含まれ、よりふんわりとした食感になります。

出汁や醤油、味噌で味付けをし、お好みで青のりやネギ、うずらの卵、わさびなどをトッピングすると、さらに風味が豊かになり美味しいですよ。

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