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暦を見ていると、「大禍日」「狼藉日」「滅門日」という言葉を目にすることがあります。

これらはまとめて三箇の悪日と呼ばれ、暦注下段の中でも特に凶意が強い日とされています。

大安や一粒万倍日などの吉日はよく知られていますが、三箇の悪日はあまり聞き慣れないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、三箇の悪日とは何か、また大禍日・狼藉日・滅門日の意味や、やってはいけないことについて解説いたします。

三箇の悪日とは?

凶

三箇の悪日とは、暦注下段に記される凶日のうち、次の三つをまとめた呼び方です。

三箇の悪日 読み方 簡単な意味
大禍日 たいかにち・たいかび 大きな災いを招きやすいとされる日
狼藉日 ろうしゃくにち・ろうじゃくび 物事が乱れやすく、失礼やトラブルに注意したい日
滅門日 めつもんにち・めつもんび 家や一族に関わることに凶とされる日

いずれも昔の暦で用いられてきた考え方で、現代では必ずしも厳密に避けなければならないものではありません。

ですが、結婚、入籍、引っ越し、開業、契約など、人生や仕事の大きな節目の日取りを決める時には、気にする人もいます。

特にビジネスや冠婚葬祭では、自分が気にしなくても相手や家族が気にする場合がありますので、知識として知っておくと安心です。

三箇の悪日は暦注下段の凶日

三箇の悪日は、暦注下段と呼ばれる暦の注記に含まれます。

暦注下段とは、昔の暦の下の方に書かれていた吉凶や日取りに関する情報のことです。

天赦日一粒万倍日母倉日などの吉日もあれば、不成就日、受死日、十死日などの凶日もあります。

三箇の悪日はその中でも、大禍日狼藉日滅門日の三つを指します。

名前の印象からもわかるように、どれも縁起がよい日とはされません。

大禍日の意味

大禍日は、「大きな禍(わざわい)の日」と書きます。

その名の通り、災難や不運を招きやすい日とされ、三箇の悪日の中でも特に凶意が強い日と説明されることがあります。

昔の暦では、祝い事や新しいことを始めるには向かない日とされてきました。

項目 内容
意味 大きな災いを招きやすいとされる凶日
避けたいこと 結婚、入籍、開業、契約、引っ越しなど
注意点 祝い事や新しく始めることには慎重になりたい日

大禍日について詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。

>>大禍日とは?意味とやってはいけないことを詳しく解説

狼藉日の意味

狼藉日は、「ろうしゃくにち」「ろうじゃくび」などと読みます。

「狼藉」という言葉には、乱暴なふるまいや、物事が乱れることといった意味があります。

そのため狼藉日は、物事が乱れやすい日、失礼やトラブルに注意したい日と考えるとわかりやすいでしょう。

なお、「狼籍日」と表記されることもありますが、暦注では狼藉日と書かれることが一般的です。

項目 内容
意味 物事が乱れやすく、トラブルに注意したい凶日
避けたいこと 契約、交渉、争いごとにつながりやすい行動、大切な話し合いなど
注意点 言葉遣いや態度、約束ごとに気をつけたい日

狼藉日について詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。

>>狼藉日とは?意味とやってはいけないことを詳しく解説

滅門日の意味

滅門日は、「門が滅びる」と書くことから、家や一族に関わることに凶とされる日です。

昔の考え方では、家の繁栄や家族に関することを重視していたため、滅門日は特に家に関わる行事には注意すべき日とされてきました。

現代で考えるなら、結婚、入籍、引っ越し、家の購入、地鎮祭、家族に関する大きな決定などは、気になる場合には避けるとよいでしょう。

項目 内容
意味 家や一族に関わることに凶とされる日
避けたいこと 結婚、入籍、引っ越し、家の購入、家族に関する大きな行事など
注意点 家族や住まいに関わる予定は慎重に考えたい日

滅門日について詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。

>>滅門日とは?意味とやってはいけないことを詳しく解説

三箇の悪日にやってはいけないこと

三箇の悪日は、いずれも凶日とされるため、一般的にはお祝いごとや新しいことを始めるのは避けた方がよいとされています。

具体的には、次のような予定を入れる時に注意されることが多いです。

避けたいこと 理由
結婚・入籍 祝い事であり、縁起を重視する人が多いため
引っ越し・新居の契約 住まいや家族に関わる大きな節目のため
開業・開店 新しい事業の始まりの日として縁起を担ぐことがあるため
契約・大きな買い物 後々のトラブルを避けたいと考えられるため
地鎮祭・棟上げ・家に関わる行事 家や土地に関わる行事では日取りを気にすることが多いため

ただし、三箇の悪日はあくまでも暦上の考え方です。

すでに予定が決まっている場合や、どうしてもその日でなければならない場合は、無理に変更しなくてもよいでしょう。

どうしても気になる場合は、他の吉日と重なっているかを確認したり、家族や関係者と相談したりすると安心です。

三箇の悪日と他の吉日が重なったら?

暦では、一つの日に複数の吉日や凶日が重なることがあります。

たとえば、大安や一粒万倍日と、三箇の悪日のいずれかが重なることもあります。

この場合、吉日の力を重視する考え方もあれば、凶日が重なるなら避けた方がよいと考える人もいます。

暦の見方にはさまざまな考え方がありますので、絶対的な正解があるわけではありません。

大切なのは、自分だけでなく、相手や家族がどう感じるかです。

特に結婚式や入籍、家に関わる行事などは、本人たちだけでなく家族も関係することが多いので、気にする人がいる場合は避けておくと無難です。

三箇の悪日は気にしすぎなくてもよい?

三箇の悪日は、昔から暦に記されてきた凶日ではありますが、現代の生活では必ず守らなければならないものではありません。

仕事の都合、会場の空き状況、相手の予定など、現実的な事情の方が優先されることも多いでしょう。

ですが、暦を気にすることで気持ちよく予定を決められるなら、日取り選びの参考にする価値はあります。

反対に、気にしすぎて予定が進まなくなってしまうのも困ります。

三箇の悪日は、大切な予定を立てる時の参考情報の一つとして考えるのがおすすめです。

まとめ

三箇の悪日とは、暦注下段にある大禍日狼藉日滅門日の三つの凶日のことです。

結婚、入籍、引っ越し、開業、契約など、大きな節目となる予定を立てる時には、気になる方もいるでしょう。

ただし、暦の吉凶はあくまでも昔からの考え方です。

必要以上に不安になるのではなく、日取りを決める時の一つの目安として取り入れるとよいですね。

大切な予定を決める時には、吉日だけでなく凶日についても知っておくと安心です。

暦を上手に参考にしながら、納得のいく日取りを選んでくださいね。

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