「水始涸」の意味や読み方とは?由来や時期はいつ?
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暦の言葉を見ていると、「水始涸」という表記に出会うことがあります。
「水始涸」は、秋分の候にあたります。暦の上では秋へと向かい、自然界が少しずつ姿を変えていくのを感じる時期です。
今回は、「水始涸」の意味や読み方、由来、時期、使い方についてご説明いたします!
「水始涸」の意味とは?
「水始涸」とは、田んぼの水を抜き、稲刈りの準備を始める頃という意味です。
「水が涸れる(枯れる)」というと井戸水や川の水が減る様子を想像しがちですが、農事の暦においては、実りの時期を迎えた田んぼの水を抜き(落水)、乾かして稲刈りの準備をする情景を表しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 言葉 | 水始涸 |
| 意味 | 田んぼの水を抜き、稲刈りの準備を始める頃 |
| 読み方 | みずはじめてかるる |
| 分類 | 七十二候 |
| 時期 | 10月3日頃から10月7日頃 |
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の言葉通り、黄金色に色づいた稲穂が重く頭を垂れる季節です。
田んぼの水を抜くことで稲の成熟を促し、足場を固めて収穫作業をしやすくする、農家にとって大切な秋の節目です。
「水始涸」の読み方
「水始涸」は、「みずはじめてかるる」と読みます。
漢字の字面だけでは少し難しく感じますが、意味を知ると、季節の情景が生き生きと浮かんでくる七十二候らしい美しい読み方です。
| 表記 | 読み方 | 補足 |
|---|---|---|
| 水始涸 | みずはじめてかるる | 七十二候でよく用いられる読み方 |
文章で使う場合は「水始涸(みずはじめてかるる)」のようにふりがなを添えると、読み手に親切に伝わります。
「水始涸」はいつの季節?
「水始涸」は、二十四節気の「秋分」の時期にあたります。
時期は、例年10月3日頃から10月7日頃です。ただし、七十二候の日付は年によって少し前後することがあります。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 二十四節気 | 秋分 |
| 時期 | 10月3日頃から10月7日頃 |
| 前の七十二候 | 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ) |
| 次の七十二候 | 鴻雁来(こうがんきたる) |
この時期は、季節が夏から秋へと少しずつ歩みを進めていく頃です。
自然界の小さな変化に目を向けると、季節の移ろいをより深く楽しむことができます。
「水始涸」の由来
「水始涸」は、七十二候という暦に由来する言葉です。
七十二候は中国の古い暦に起源を持ち、日本では江戸時代に日本の気候に合わせて改訂されました。
身近な動植物の変化や気象の移り変わりを捉えた言葉が並んでおり、昔の人々の自然に対する細やかな観察眼がうかがえます。
現代の生活でも、ふとした瞬間にこの暦の言葉と同じ情景に出会うことがあり、季節の豊かさを教えてくれます。
「水始涸」の使い方・例文
「水始涸」は日常会話で頻繁に使う言葉ではありません。
ですが、暦の説明、季節の挨拶、手紙、俳句、エッセイなどでは、季節の進み具合を表す美しい言葉として使うことができます。
| 場面 | 使い方の例 |
|---|---|
| 手紙・挨拶文 | 水始涸の候、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。 |
| 季節の文章 | 水始涸を迎え、自然界は秋への準備を始めています。 |
| 暦の説明 | 七十二候の「水始涸」は、田んぼの水を抜き、稲刈りの準備を始める頃を表しています。 |
季節感を添えたいときに、ぜひ使ってみてください。
「水始涸」と秋分の七十二候
「水始涸」は、秋分の時期を彩る七十二候のひとつです。
秋分の七十二候は、暑さが和らぎ、秋の気配が少しずつ濃くなっていく自然の変化を順に表しています。
| 秋分の七十二候 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 雷乃収声 | かみなりすなわちこえをおさむ | 春から夏にかけて鳴り響いていた雷が収まる頃 |
| 蟄虫坏戸 | むしかくれてとをふさぐ | 虫たちが土の中に隠れて冬ごもりの支度を始める頃 |
| 水始涸 | みずはじめてかるる | 田んぼの水を抜き、稲刈りの準備を始める頃 |
これらの言葉をたどることで、季節が静かに移り変わっていく様子を感じ取ることができます。
まとめ
「水始涸」は、田んぼの水を抜き、稲刈りの準備を始める頃を表す七十二候の言葉です。
読み方は「みずはじめてかるる」で、二十四節気では秋分の候にあたります。
時期は例年10月3日頃から10月7日頃で、自然界が夏から秋へと少しずつ表情を変えていく時期です。
意味を知ると、昔の人々がいかに自然と寄り添い、その小さな変化を大切にしていたかが伝わってきますね。
この季節を迎えたら、ぜひ「水始涸」という美しい暦の言葉を思い出してみてくださいね。
