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アメリカでの就職活動で見えた日本とのビジネスマナーの違いとタブーな話題について

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いつかはアメリカで働いてみたい!と思っている方も多いと思います。

アメリカは自由の国!というイメージもありますが、様々な人種の人もいるので、アメリカでの就職面接やビジネスマナーは知っておいたほうがいいですよね。

そこで今回はアメリカ、ニューヨークの病院で内科医をされているO先生に日本とアメリカでの就職活動の経験をもとに、マナーの違いやルールについて比較していただきました。

病院関係に関わらずアメリカで働きたいと思っている方には参考になると思います。

アメリカと日本のビジネスマナーの違い

日本とアメリカで就職活動をした経験から、注意しておいたほうがいいビジネスマナーの違いについて比較して行きたいと思います。

就職活動中の手土産はNG

まずは、日本ではかなり一般的な手土産について。

一般的に言ってしまうとアメリカにはお土産を交換する文化はありません。

日本だと、訪れる方/迎える方もお土産を用意していて、最初の自己紹介と一緒にお土産の交換が行われるなどというのが一般的ですよね。

場面にもよりますが、堅苦しくない面談や訪問などでは、日本からのお土産はアメリカ人の迎える側としては、お土産自体がかなり珍しいのでとても喜ばれます。

一方で、注意したいのは就職活動などの場面では一般的に賄賂のように取られかねないので、受け取りを断られることがあります。

私も以前、アメリカの病院への就職活動で、たまたま先方のアメリカ人の面接官の先生の日本からのご友人に頼まれて、日本からお土産を持って行きましたが、

私からのお土産ではないにも関わらず結局受け取ってもらえなかったことがあります。

>>アメリカと日本のビジネスマナーの違いは?履歴書の書き方・job descriptionについて

握手はとても重要!自身がないと見られてしまうことも

また、日本だとあまり一般的ではない握手についてですが、ビジネス面だけでなくアメリカでの生活一般において、とても重要です。

簡単に見えますかなり奥が深く、一般的に「Good Handshake」と言われるのは

力強く手を握り、一緒に落ち着いた口調で目線を合わせて挨拶をする握手です。

アメリカでは、ビジネスの場面でなくても一般生活における「初めまして」や「ありがとう」と伝えたい場面で頻繁に行われます。

なかなか文章で説明が難しいのですが、アメリカ人との握手と日本人との握手を比べると、日本人の握手は「時間が短い」「握りが弱くて浅い」と感じることが多く、

握手がイマイチだと「自信がないのかな」と感じてしまいます。

私もアメリカでの就職面接の前に妻と練習したりしましたが、気にかけるポイントとしては、

しっかり3-5秒、結構強く手を握り、握った手を少し手を上下に動かしながら、目線を合わせて自信があるように微笑むのがコツです。

アメリカでのタブーな話題・性別について

その他、かなり自由なイメージのあるアメリカですが、実は話題などでタブーもしくはあまり一般的ではない話題について。

日本だと結構気軽に、婚姻関係・年齢など聞いてしまったりしますが、この辺りはある程度仲が良くなってから聞くのが一般的です。

特に就職などでは「Taboo questions:タブーの質問」とされていて、万が一聞かれても答えるのを拒否できます。

年齢/婚姻関係などは別に仕事の能力に関係ないためです。

そして、宗教や性的嗜好(いわゆるLGBTなど)などは基本的には、相手方から自分で言われない限りは持ち出しタブーです。

ただし、この辺りは結構確認しないと混乱の元になるので、現在は病院など行くと

「What is your preferred gender pronoun? (性別代名詞はなんと呼ばれたいですか)?」

という質問が最初の問診票などで聞かれることが多く、自分の好きな呼び名を指定することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

文化の違いで気をつけなければ点はいくつかありますが、大切な部分は日本でもアメリカでも同じで

  • 時間を守る
  • 礼儀正しい
  • チームプレーができる

などはやはり大事です。

文化の違いに気をつけて交流を楽しんでください!

 

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