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生配信サイトの配信コメントにおいてよく使われている「えんちょつ」という言葉をご存じでしょうか。
生配信はあまり見ないという人にはえんちょつは耳なじみのない言葉ですよね。
今回はそんな限られた界隈で使われている「えんちょつ」の意味についてご紹介いたします。
またツイキャスやニコニコで使われている「わこつ」と「うぽつ」という言葉についてもご説明していきます。
「えんちょつ」の意味
「えんちょつ」とは「配信の延長お疲れ様です」という意味の言葉です。
多くのライブ配信サイトは1枠の配信可能時間が決められています。
制限時間に到達してしまうとライブ配信が自動的に終了してしまう仕組みとなっているんです。
制限時間を超えて配信する場合は延長の手続きが必要な事から、延長をしてさらに配信を続けてくれる配信者に向けての「労いの言葉」としての意味があります。
「延長お疲れ様です」が「延長乙」となり、さらに省略されたのが現在使われている「えんちょつ」なんですよ。
えんちょつはどこで使う？
「えんちょつ」は主にニコニコ生放送で使われている言葉です。
YouTubeライブやツイキャスなどでも使う事は出来ますがあまり使っている人は見かけません。
弾幕という言葉があるようにコメントの流れる様子も楽しみの1つとなっているニコニコ生放送ならではのネットスラングなんですね。
「わこつ」「うぽつ」とは
同様に生配信サイトで使われている2つの言葉についても触れていきます。
「わこつ」
「わこつ」とは「枠取りお疲れ様です」という意味の言葉です。
全盛期のニコニコ生放送は配信するための枠を取るのも争奪戦となっており、「枠取り争奪戦お疲れ様」という意味合いで使われていました。
枠取りお疲れ様という言葉が「枠乙」になり、「わこつ」と変化していったんですね。
>>「わこつ」の意味や由来と使い方！「うぽつ」との違いや返し方は？｜例文
「うぽつ」
「うぽつ」は生配信サイトだけではなくYouTubeなどの動画投稿サイトでも多く使われる言葉で「動画のアップロードお疲れ様です」という意味の言葉なんですよ。
動画をアップすることを表すネットスラング「うｐ」と、お疲れ様ですという意味のネットスラングである「乙」が合体し「うｐ乙」となり、さらに省略化されて「うぽつ」となりました。
>>「うぽつ」の意味や由来とは？もう古い？「わこつ」についても解説
まとめ
枠主に対しての労いの言葉が「えんちょつ」なんですね。
推しの配信が長く聞けるのはファンにとっても嬉しい事ですのでぜひ積極的に使ってみてはいかがでしょうか。
ただニコニコ以外の生放送で使うと、その意味が通じないという可能性もあり「使うと浮いてしまうかもしれない」と念頭に置いて使うのがおすすめです。