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「尽力いたします」は、志望動機を書くときや面接で述べるときなど、就職活動時によく使われている言葉です。
社会に出るまではあまり使うことのない言葉かもしれませんね。
社会人にふさわしい、きちんとした真面目な印象の言葉ですから、ぜひ意味や使い方を理解して使いこなしてみましょう。
今回は、「尽力いたします」の使い方!履歴書(志望動機)・就活や面接での例文!言い換え表現についてご説明いたします!
「尽力いたします」の意味
「尽力いたします」は、「あることのために、自分の持っている力を出し切ります」という意味です。
「じんりょくいたします」と読みます。
「尽力(じんりょく)」は、「ある目的のために力を尽くすこと」という意味です。
「力」を「尽くす」という字の通りの意味ですね。
「尽力する」というのは、あることのために力を尽くすということですから、「尽力いたします」はそれを「いたします」という丁寧な謙譲表現にしたものということになります。
「尽力いたします」は、あることのために自分の持っている力を尽くします、精一杯力を注ぎ込んでやりますという意味の謙譲表現です。
「尽力いたします」の使い方
「尽力いたします」は、あることのために自分の力を精一杯出して取り組みます、という意味の謙譲の言葉です。
謙譲語ですので、ビジネスシーンなどでもこのまま「尽力いたします」と言います。
丁寧にしようとして「ご尽力いたします」などとはしません。
また、「尽力いたします」は自分が「尽力」をしますということですから、他人のことについてはまず使いません。
また、謙譲ですから目下の人に対しても使いません。
「尽力いたします」はこれから精一杯頑張ります!ということで、仕事を任された時や、抱負や意気込みを述べるような場面で多く使われます。
いろいろなシーンでの使い方は次項で確認していきましょう。
履歴書(志望動機)・就活や面接での例文
「尽力いたします」は、入社したら自分の力を尽くして頑張ります、ということで、志望動機などを書くとき、面接などで志望動機や意気込みを述べるときに用いることができます。
これから自分が力を尽くして頑張るという、前向きなイメージの言葉です。
就職の選考時だけでなく、入社式や新入社員の挨拶、取引先やお客様ヘの挨拶など、目上の人に対して自分の意気込みを語るシーンで非常に使いやすい言葉です。
【例文】
- 入社後は、大学で学んだことを生かし即戦力となれるよう尽力いたします。
- 貴社の発展のため尽力いたします。
- 御社に採用していただけましたら、前職で身につけた知識を活かして利益に貢献できるよう尽力いたします。
- 未熟な部分もありますが、御社に一日も早く貢献できるよう尽力いたします。
- お客様に喜んでいただけるように尽力いたします。
- 入社できましたら、より一層の技術開発に尽力いたします。よろしくお願いいたします。
「尽力いたします」の言い換え表現
「尽力いたします」を他の表現にするなら次のようなものがあります。
- 努力いたします(努力=目標のため心身をつかってつとめること)
- 努めさせていただく(努める=力を尽くす。努力する)
- 精進いたします(精進=一つのことに精神を集中してはげむこと)
- 頑張る所存です(頑張る=忍耐して努力する)
- 頑張ります
- 励んでまいります(励む=心を奮い起こして物事をする)
「尽力」の類義語
- 寄与(役に立つことを行うこと)
- 貢献(何かのために力を尽くすこと)
- 献身(わが身を犠牲にして尽くすこと)
- 注力(力を注ぐこと)
こうした言葉を使って「○○いたします」などと言い換えることもできますね。
まとめ
「尽力いたします」は、自分の持っている力を尽くして頑張りますということで、非常に前向きな気持ちを表すことができる言葉でしたね。
「頑張ります」「努力します」など、言い方は色々ありますが、「尽力」を使うことでより「力を尽くす」という意気込みが伝えられるでしょう。
ぜひ参考になさってくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!